消費者課題

お客さまへの責任(品質の取り組み)

NISSHAグループは、「お客さまに満足し、喜んでいただける製品やサービスの提供」を目指し、品質方針のもと、日々品質向上に取り組んでいます。

品質方針

品質、コスト、供給能力、技術サポート、スピードのすべてにおいて、お客さまの信頼と満足を獲得して広く社会に貢献する。
  1. お客さまの立場に立った品質の確保を目指す。
  2. ゼロディフェクトを追求する。
  3. お客さま要求事項および該当する法令・規制要求事項を満足する製品を提供する。
  4. 品質マネジメントシステムを確立・維持し、その有効性を継続的に改善する。
2011年4月1日

NISSHA株式会社
代表取締役社長 兼 最高経営責任者
鈴木 順也

品質マネジメントシステム (QMS: Quality Management System)

当社は、国際規格ISO9001の規格要求事項に適合した品質マネジメントシステムを運用しています。そして、NISSHAグループの総合品質保証取り組みであるNTQM (Nissha Group Total Quality Management)によって品質の改善を推進しています。

また、自動車業界の品質マネジメントシステムであるISO/TS16949認証の取得をすすめています。2016年1月にSouthern Nissha Sdn. Bhd.、2017年2月に日写(昆山)精密模具有限公司、そして3月には、ナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ(NPT)京都工場が、タッチセンサーモジュールとしてはNISSHAグループで初めて、同認証を取得しました。さらに、NISSHA株式会社が2017年4月に第二種医療機器製造販売業許可を取得、関係子会社のエフアイエス株式会社が同年4月に、兵庫県により医療機器製造業として登録されるなど、新しい事業領域に合わせた品質保証体制の構築も着実に進めています。

品質保証体制

品質保証体制

NTQM(Nissha Group Total Quality Management:総合品質保証)

当社は、「お客さまとの約束や、法規制を順守するための仕組み」をNTQMという取り組みにより、構築・改善しています。各事業部で実施するデザイン・レビュー(DR)や、信頼性試験、サプライヤー管理などの仕組みを整理し、これらの精度を上げることで、より高いレベルの安全と品質を確保した製品・サービスを提供することが可能になると考えています。

仕事を仕組み化する5か条の徹底

当社では、仕事の質を向上させるための「仕事を仕組み化する5か条」を定めており、研修や社内報を通して、社員に徹底しています。

仕事を仕組み化する5か条

1. 仕組み化は標準化から
仕組み化の第一歩は仕事を標準化することです。
標準化で必要なインプットとあなたの仕事が明確になります。

2. インプットをまずチェック
ミスがあるインプットに付加価値を与えても、ミスが増大するだけです。
インプットに問題がないかをチェックすることから、あなたの仕事が始まります。

3. お客さま視点でアウトプット
会社のお客さまも社内の次のプロセスも、あなたのお客さまです。
そのお客さまが求めるQCDS*を満たすアウトプットが、あなたの仕事の成果です。

4. 「人」で仕組みを強化する
仕組みでは対応できない仕事をカバーするのは、やはり「人」です。
あなたたちのコミュニケーションとチームワークが、仕組みを強化します。

5. 継続しながら改善を継続
仕組みは、定着させて継続することが必要です。
継続が次の改善につながり、わたしたちの仕事の質、会社の質がさらに向上します。

*QCDS: Quality, Cost, Delivery, Service の頭文字で、製品評価の指標

品質スローガン

品質スローガン Quality Every Day by NISSHA

品質の向上には、次工程を含めたお客さまを強く意識した行動が必要です。私たち一人ひとりが日々の仕事に責任を持ち、次工程に対して品質の良いアウトプットを出すことが、NISSHAグループ全体に求められています。

そこで当社は、2017年4月に上記の品質スローガンを制定しました。社外はもちろん、社内であっても次工程はお客さまであること、また、品質を作り込む主人公は私(me)、すなわちNISSHAグループで働く全ての社員であることを示しています。このスローガンは国内外すべてのNISSHAグループに展開し、浸透させています。

全体最適

当社は、自部門と他部門とのつながり、さらにはNISSHAグループの業務のつながりを「インプット」「アウトプット」として、きちんと定義することを推進しています。プロセスのつながりを意識すること、役割分担の重要性を社内に徹底すること、また、全社員がお客さま視点に立つことによって、全体最適を目指しています。こうした基本的な考え方や機能を整理していくことが、「ものづくりの会社」としての基礎であると考えています。

継続的改善

全社員の『知恵』と『工夫』を集約してこそ、物事を改善する大きな力になります。この考えに基づく代表的な取り組みが「小集団活動」と「改善提案」です。当社は、これらを重要な取り組みと捉え、NISSHAグループをあげて取り組んでいます。

また、「会社の質 = 人の質 + 仕事の質」「人材こそ最も重要な経営資源」という考えに基づき、人材育成にも精力的に取り組み、さまざまな教育を継続的に企画・実施しています。

これらの活動を通じて、①仕事には必ず工夫を織り交ぜること、②データ(事実)に基づいて判断することや、③PDCA(Plan, Do, Check, Actの頭文字)を回して継続的に改善することを定着させ、お客さまの満足を実現しています。
研修 ①一般品質教育(新入社員、2年目、3年目、新任管理職、マネージャー、海外赴任者向け教育)
②マネジメントシステム教育(ISO9001、ISO/TS 16949、コアツール)
③QC教育 (QC検定3級相当、QC検定4級相当)
④品質手法教育(統計的手法、実験計画法、タグチメソッドなど)
⑤改善ツール教育(IE、PSI管理、ポカ除け、なぜなぜ分析など)
⑥その他教育(設備保全など)
実践教育 ①小集団活動支援
②Nissha Academy(Monozukuri Schoolなど)
情報共有・相互研鑽 全社小集団成果発表大会

製品の品質・安全性

製品の取り扱い方法や安全に関する情報は、お客さまへの納入仕様書などで明確にしています。万一、当社の製品・サービスの欠陥により、法規制に抵触するような重大な事故が発生した場合は、CPL*委員会を立ち上げ事態の早期解決を図ることとしています。そして、法に従い、官公庁への適切な報告を行うとともに、必要な情報は、お客さまにもできるだけ早くお知らせする体制を整えています。社員には、「製品の品質・安全性」を確保することの重要性を「企業倫理・コンプライアンス研修」などを通じて周知しています。

なお、2016年度までのCPL委員会の開催および違反件数は0件(罰金0円)です。今後も、違反件数0件の維持に努めてまいります。

*CPL: CL(契約に基づく品質保証責任)とPL(製造物責任)の略称

製品に使用する化学物質の管理

当社は、自社製品に使用する化学物質基準を定めた「NISSHAグループ化学物質管理基準」、原材料や副資材などの購買品に対する基準を定めた「NISSHAグループ購買品化学物質基準」を制定し、運用しています。この基準は関連する国や地域の法規制や規則、例えばRoHS指令やREACH規則などのほか、お客さまの化学物質基準を反映しています。お客さまの化学物質基準が改訂された際には、当社基準との差分を抽出し、ご要望に対応できるよう管理しています。そして、年に一度、これらの差分を踏まえて当社の化学物質基準を見直し必要に応じて改訂しています。大幅に改訂された場合には、社内関係部門やサプライヤーさまを対象とした改訂説明会を必要に応じて開催しています。

設計・開発段階で新規に材料を選定したり、材料を変更したりする場合には、デザインレビュー(DR)で当社の化学物質基準に基づき評価します。工場で材料を使用する際には、DRに合格し、かつ物質基準を満たした原材料を受け入れ、各工程でトレーサビリティを確保しています。また、不適合品を識別隔離し、報告などを含む迅速な対応を行える仕組みを構築して、誤使用、誤混入の防止に努めています。

製品使用化学物質の管理を推進するため、総務部環境安全グループが事務局となり、各事業部の設計開発部門、品質保証部門や購買部門と連携しながら取り組んでいます。また、定期的に内部監査を行い、製品使用化学物質の管理状況を点検しています。これらの仕組みを通して、設計段階から製品に至るまで厳しく製品使用化学物質管理を行い、社会のニーズの変化やお客さまのご要望に対応しています。

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