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環境目標と活動実績

2012年度のEMS(環境マネジメントシステム)適用範囲の再編成に続き、2013年5月には、より実効性のある取り組みを目指し環境目的を改訂しました。環境目的は、2014年度までの全社環境中期目標を定めています。2013年度も、それぞれの取り組み単位で目標を定めて、環境目的達成を目指し全社で取り組みました。
主要な生産拠点では、環境リスクアセスメントとリスク低減対策を行い、環境事故の予防に努めました。また、地球温暖化防止の活動として、それぞれの工場において省エネの取り組みを行いましたが、国内生産の大部分を占めるナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジース(NPT)で量産が本格化したことにより、CO2総排出量は増加しました。生産量との効率をあらわすCO2排出率についても、Nisshaグループ全体で目標未達となりました。
有害化学物質の使用率低減については、ナイテック工業(NII)の生産量減少や小ロット化、さらにNPTで使用薬剤が増加したことなどが影響し、目標は未達でした。一方、NIIでは廃溶剤の有価物化に取り組み、再資源化とコスト削減に成果をあげることができました。
このような取り組みのほか、廃棄物の収集運搬や処分の委託先視察など、サプライヤーさまとの継続的なコミュニケーションを図っています。また、社員が地域の保育園・小学校に出向いて行う「環境学習」も、生産拠点を中心に継続実施しています。

Nissha環境目的

対象:Nissha国内ISO14001認証取得範囲のサイト(以下、認証取得範囲のサイトと表記)
1. 汚染の予防
環境事故 0件(環境事故は、工場外にまで影響を及ぼすものを指す)
2014年度末までに、環境リスクの「可能性」を下げる(リスクレベルを一段階下げる)

認証取得範囲のサイトは、ハザード評価リストでH2以上と評価された環境リスク*に対してリスク低減対策を行う (リスクレベルを一段階下げる取り組みを行う)
  ※対策実施後、ハザード評価で重大性が変化しない場合もある
  ※H2以上は、ハザード評価リストでリストアップした工場外にまで環境影響が及ぶハザード
     を指す
  ※H2は従来の維持管理項目にあたる。定められた手順により対応に努めること

*環境ハザードのリスクレベルを「重大性」と「発生の可能性」からマトリクスで 9段階に評価した値
  (リスクレベルの高い順に、VH、H1、H2、H3、H4、L1、L2、L3、VL)


2. 地球温暖化防止
2014年度までにCO2排出率(原単位)を3%以上削減する(基準:2011年度実績平均値)

認証取得範囲のサイトは、業務改善(効率改善)、品質改善により、生産量などをベースにした原単位で、CO2排出率を毎年前年度比 1%以上削減する
  ※各組織はKPI、品質目標を環境目標に設定してもよい
  ※省エネ法「特定事業者」に該当する会社は、省エネ法で報告した原単位を基準とする
  ※取り組みによる増減把握には、排出係数としてデフォルト値(0.555kg-CO2/kwh)を
     使用する

3. 【廃棄物の削減】
2014年度までに廃棄物発生率(原単位)を3%以上削減する(基準:2011年度実績平均値)

(1) 廃棄物の発生率抑制
認証取得範囲のサイトは、業務改善(効率改善)、品質改善により、生産量などをベースにした原単位で、廃棄物発生率を毎年前年度比 1%以上削減する
  ※各組織はKPI、品質目標(不適合品率や直行率など)を環境目標に設定してもよい
  ※ CO2排出率原単位と同じ指標でなくても良い(生産mでなく生産件数でも良い)
(2) 廃棄物の有価物化推進
認証取得範囲のサイトごとに有価物比率の目標値を設定し、廃棄物の有価物化に取り組む
  ※ゼロエミッションは維持管理とする

4. 有害化学物質の削減
認証取得範囲のサイトでの有害化学物質の使用率低減

{ (使用量又は購入量)/(生産量、処理量または件数) }の低減に取り組む
(目標値は認証取得範囲のサイトで設定する)

2013年度の実績と評価

1. 汚染の予防
目標:
認証取得範囲のサイトは、ハザード評価リストでH2以上と評価された環境リスクに対してリスク低減対策を行う(リスクレベルを一段階下げる取り組みを行う)
実績:
・認証取得範囲のサイトであるナイテック工業(NII)甲賀工場・津工場、ナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ(NII)姫路工場・加賀工場、ナイテック印刷(NPC)八千代工場でハザード評価リストを作成
・一部の工場でリスク低減対策として、薬品の漏洩訓練を実施
・NPT加賀工場で騒音対策として防音壁を設置
評価: ○
2. 地球温暖化防止
目標:
認証取得範囲のサイトは、業務改善(効率改善)、品質改善により、生産量などをベースにした原単位で、CO2排出率を前年度比 1%以上削減する
実績:
・2012年度のCO2排出率を1.00とした場合に、2013年度は1.21となった
・主に、NII甲賀工場・津工場の生産量減少と、NPT姫路工場での一時的な歩留まり低下などにより原単位が悪化し、目標未達となった
評価: ×
3. 廃棄物の削減(1)
目標(1):
認証取得範囲のサイトは、業務改善(効率改善)、品質改善により、生産量などをベースにした原単位で、廃棄物発生率を毎年 前年度比 1%以上削減する
実績:
・2012年度の廃棄物発生率を1.00とした場合に、2013年度は1.05となった
・主に、NIIでの生産量減少、NPT姫路工場での生産量の増加や一時的な歩留まり低下などにより廃棄物が増加し、目標未達となった
評価: ×
3. 廃棄物の削減(2)
目標(2):
認証取得範囲のサイトごとに有価物比率の目標値を設定し、廃棄物の有価物化に取り組む
実績:
・NIIでは、廃溶剤の有価物化に取り組み、有価物比率を改善
・NPT加賀工場で新工法による量産開始で排水汚泥が焼却・埋立廃棄物となり、ゼロエミッションの目標が未達となった
評価: △
4. 有害化学物質の削減
目標: 認証取得範囲のサイトでの有害化学物質の使用率低減
実績: NPTでの使用薬剤の増加とNIIでの小ロット化対応のため、目標未達となった
評価: ×