環境方針と環境管理体制

CSR委員会環境部会と安全衛生部会は、2016年4月より「環境安全部会」として新たなスタートを切りました。環境と安全衛生のマネジメントシステムを統合し、より事業に見合ったレベルの高いマネジメントを実践することが目的です。

同部会はコーポレートガバナンスの一角を担い、中長期的な企業価値向上のための「マテリアリティ」に基づく戦略的CSR活動に取り組んでいます。一方で、企業の基盤を強固にする基本的CSRテーマとして、電子業界の行動規範であるEICC (Electronic Industry Citizenship Coalition) などのグローバル基準の順守体制構築・維持を展開し、Nisshaグループの環境および安全衛生のリスク管理を推進しています。

また、ISO14001を基盤としたEMS(環境マネジメントシステム)をすべての国内Nisshaグループ拠点に構築しています。経営層の統括指揮のもと、コーポレート管理部門の総務部長が担当するEMS管理責任者と、各部門・工場ごとに選任される環境安全委員による環境安全部会を構成、総務部環境安全グループが事務局として運営を担っています。内部環境監査、マネジメントレビューの開催によりEMSの継続的改善に努め、EMSの有効性評価・改善のため、ISO14001の認証審査を受審しています。

当社は環境方針に、事業の発展と持続可能な社会の実現を目指すことを掲げています。環境方針は、イントラネットを通して広く社内に周知するとともにNisshaグループ各拠点に掲示し、社員一人ひとりへの浸透・啓発を図っています。そして、当社グループの環境中期目標である環境目的達成に向け、工場や組織ごとに環境目標を定めて活動計画を作成し取り組んでいます。環境目標は、日々の業務と直結した実効的な取り組みにするため、品質目標やKPIとも連動しています。

当社グループの海外事業所は、個別にISO14001認証を取得しています。EICC行動規範などのグローバル基準への順守体制構築・維持に向けた取り組みも進めており、環境と安全衛生の統合マネジメントシステムを、今後海外にも展開することを計画しています。

環境方針

Nisshaグループは、グローバル社会の一員として、地球環境に配慮した企業活動により、事業の発展と持続可能な社会の実現を目指す。

1. 汚染の予防
適用される法令や地域との協定を守り、製品の開発や設計、材料、生産、販売、設備など企業活動のすべての面から、環境汚染の予防に努める。

2. 製品の安全
お客さまとの約束を守り、安全で環境に配慮した製品を提供する。

3. 地球温暖化防止
資源やエネルギーの効率的な使用により、地球温暖化防止に貢献する。

4. 継続的改善
環境マネジメントシステムを構築し、事業環境の変化に応じて見直しを行うことにより、継続的な改善を図る。

5. 社会との共生
環境の取り組みを通じて、お客さま、株主、サプライヤー、社員および地域社会との開かれた対話を推進する。

2012年4月1日

日本写真印刷株式会社
代表取締役社長 兼 最高経営責任者
鈴木 順也

EMS(環境マネジメントシステム)の継続的改善

ISO14001認証取得・非認証取得サイトでのマネジメント

当社は、主要生産拠点だけでなく、環境負荷の少ない小規模生産拠点や営業拠点を含めた全ての拠点をEMSの範囲とし、それぞれの重点管理項目に焦点を当てた実効性をともなうEMSを運用しています。ISO14001認証取得サイトとISO14001非認証サイトに分け、EMSの適用範囲内で差をつけることで、それぞれのサイトの実態に見合ったメリハリのあるマネジメントを目指しています。

特に、主要生産拠点でもあるISO14001認証取得サイトでは、工場稼働停止リスクを想定して環境ハザードに基づく独自の環境リスクアセスメントを継続運用しています。2015年度には、新たにナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ(NPT)京都工場、産業資材事業部・ディバイス事業部の設計・開発部門がISO14001認証を取得しました。また、2016年度には、エフアイエス(FIS)がNisshaグループのEMSに移行し、ISO14001の認証審査を受審します。また、2015年度には、環境と安全衛生を統合した内部監査を実施し、よりリーンな監査体制を構築しました。2016年度も継続して環境安全衛生内部監査を実施します。

さらに、環境リスクアセスメントによるネガティブリスクの管理とともに、業務目標や品質目標と同期した環境パフォーマンス改善などもポジティブリスクとして管理を行っており、これらを活動の二本柱にしています。

グローバル基準への対応

近年、電子業界の行動規範であるEICC(Electronic Industry Citizenship Coalition)や、これをベースとしたお客さま独自の行動規範の順守など、グローバル市場からの要請が強まっています。2015年度は、下記の3つの適用範囲でISO14001を基盤としたグローバル対応を進めました。

  1. お客さま・EICC行動規範順守サイト
  2. ISO14001認証取得サイト
  3. 法順守点検サイト(ISO14001非認証範囲のサイト)

2016年度は環境マネジメントシステムと安全衛生マネジメントシステムの統合を推進し、お客さまやEICC行動規範を盛り込んだ環境安全衛生マネジメントシステムとして、当社グループ内への展開を進めていきます。

Nissha環境管理体制

Nissha環境管理体制

エネルギー管理・環境連絡体制

エネルギー管理・環境連絡体制

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