廃棄物の管理

2017年度の国内NISSHAグループの廃棄物総排出量は、2017年4月から12月の9カ月間で18,972tとなりました。2016年度の総排出量11,339tは、2016年4月から2017年3月までの12カ月間の排出量であることから、2017年度は大幅な増加となります。この増加は、ナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ(NPT)加賀工場および津工場での、大型案件の量産開始にともなう廃棄物の発生が主な要因です。

一方、焼却・埋め立て廃棄物の排出量は17tとなり、前年度実績の280tから大幅な削減となりました。主な要因は、NPT加賀工場で排水処理方法の改善による汚泥のリサイクルが開始され、焼却・埋立廃棄物が減少したことです。これにより、2017年度の再生・再資源化率は99.9%となりました。2016年度の97.5%から2.4ポイントの改善となり、ゼロエミッション(再生・再資源化率99.5%以上)を達成しました。

廃棄物排出量と再資源化の推移(国内NISSHAグループ)

アジアの生産拠点廃棄物排出量(広州日写・日写昆山・Nissha Precision Technologies Malaysia)

  2015年度 2016年度 2017年度

総量

(t)

226 207 231

アジアの生産拠点再生再資源化率(2017年度)

  目標 実績 評価

広州日写

72%以上 74%

日写昆山

88.9%以上 91%

Southern Nissha

90%以上 97%

廃棄物および有価物のリスク管理

NISSHAグループは、廃棄物には主に次の3つのリスクがあると考えています。

  • 廃棄物および有価物に起因する事故・災害(処理委託先を含む)
  • 不適正処理による環境汚染、法令違反
  • 廃棄物および有価物からの機密情報流出

国内NISSHAグループは、法令やお客さまからの要求事項に基づき作成した「NISSHAグループ廃棄物管理規程」に沿って、すべての拠点が同一基準で廃棄物の安全管理に取り組んでいます。それぞれの拠点はこの規程に従って「廃棄物管理マニュアル」を作成し、廃棄物の分別管理の順守を徹底しています。そして、少量の薬品類やスプレー缶であっても、廃棄物の性状確認を徹底するとともに、運搬中の流出や処理場での事故が起きないよう監視しています。同規程には、廃棄物処理委託先の選定基準や、当社独自のチェックリストを使用した処理場の定期的な視察基準も定めて運用しています。また、機密情報を含む廃棄物および有価物についても管理基準を定め、ISMS(情報セキュリティ・マネジメントシステム)と連携した管理を推進しています。

2018年度は、これまで進めてきた国内NISSHAグループ主要生産工場での電子マニフェストの導入を完了しました。

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