ダイバーシティの尊重

Nisshaグループは、企業理念の実現を目指すNissha Peopleの行動基準として、「私たちの価値観」を掲げています。そして、そのひとつである ”Diverse Capabilities” では、「組織の能力を高め、成長の原動力となるような多様性を尊重」することを宣言しています。グローバル企業として成長するために、多様な人材による多様な働き方をサポートし、一人ひとりが最大限に能力を発揮できる職場づくりを目指しています。

Nissha Peopleの構成

Nisshaグループの多様性は人員構成にも表れており、性別・年齢・国籍などの異なるさまざまな社員が活躍しています。また、全社員の3分の1を超える社員が海外で働いています。海外拠点では、現地採用社員も上級管理職に就いており、最高経営責任者を務める現地法人も4社あります。

エリア別社員構成(Nisshaグループ、2016年10月末現在)

エリア別男女比

エリア別社員構成(Nisshaグループ、2016年10月末現在)

*社員数には非正規社員を含みません。

雇用形態別社員構成(Nisshaグループ、2016年10月末現在)

雇用形態別男女比

雇用形態別社員構成(Nisshaグループ、2016年10月末現在)

*委任契約による役員は含みません。

日本写真印刷の人員構成

年度 性別 取締役 執行役員 Nissha
フェロー
管理職 社員数
(計)
平均年齢 平均勤続
年数
2011
年度末
男性 6 16 1 181 781 38.5 13.4
女性 0 0 0 6 202 31.7 7.5
2012
年度末
男性 7 14 1 177 666 39.8 14.8
女性 0 0 0 6 195 32.9 8.7
2013
年度末
男性 7 13 1 182 662 40.9 15.3
女性 0 0 0 6 175 33.9 9.4
2014
年度末
男性 6 13 1 204 760 41.4 15.2
女性 1 0 0 7 195 34.7 9.3
2015
年度末
男性 6 15 1 153 610 41.1 13.7
女性 1 0 0 7 180 35.0 9.8

注記1 取締役には社外取締役を含みます。
注記2 社員数には非正規社員を含みません。
注記3 2015年度末の社員数の減少は、主に2015年7月1日に情報コミュニケーション事業を日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社に分社化したことによるものです。

社員の年代別分布(日本写真印刷、2016年3月末現在)

年代別分布

Nisshaグループの社員数

Nisshaグループの人員数

        *非正規社員を含みません。

主要グループの障がい者雇用率

Nisshaグループは、基本的に法定雇用率の適用対象となる社員50人以上の各社で、法定雇用率の達成を目標に取り組んでいます。日本写真印刷においては、人事部が障がいを持つ社員と定期的に面談を行い、能力を発揮できる環境の維持に努めています。合わせて、障がいを考慮した正社員登用の仕組みを運用し、ジョブコーチなどの支援による能力開発を行うなど、社員の能力や状況に合わせて、長期雇用を目指し取り組んでいます。

2015年7月の情報コミュニケーション事業の分社化により雇用率算定上の母数が減少したため、日本写真印刷の雇用率は2.54%となりました(2016年3月末時点)。なお、分社化した日本写真印刷コミュニケーションズでは、2016年3月末時点の障がい者は0人でしたが、2016年4月に1人を雇用しました。

引き続き、グループ各社での法定雇用率の達成に取り組んでいきます。

主要グループ企業障がい者雇用率

  ※民間企業における障がい者の法定雇用率は、2013年4月1日に1.8%から2.0%に変更されました。

女性活躍推進活動の取り組み

女性活躍推進活動をスタート

Nisshaグループは、私たちの価値観にDiverse Capabilitiesを掲げ、社員が国籍・性別・年齢などを問わず能力を発揮できる会社を目指しています。
特に女性社員の活躍は社会からの要請も高まる中、重要な課題と認識しており、2014年7月に人事部を中心にプロジェクトチームを発足させ活動しています。2016年4月に施行された「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」の対象となるのは、Nisshaグループでは日本写真印刷株式会社、ナイテック工業株式会社(NII)、ナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ株式会社(NPT)の3社ですが、これら3社にとどまらず、すべてのNisshaグループが一体となって活動を推進しています。
取り組みのスタートとなった2014年度は、まずは女性社員のキャリア形成の課題やワーク・ライフ・バランスの考え方、さらに働きがいなどについてヒアリングを実施。国内全拠点の30.0%にあたる134人からさまざまな声を聞くことができました。それらを踏まえて、2015年度から本格的に推進活動を行っています。

社内啓発と社員アンケートの実施

2015年4月にはイントラネット上に「両立支援と女性活躍推進情報発信サイト」として "NISSHINE(ニッシャイン)"を設置し、育児・介護の各制度の紹介とともに利用者の声も掲載し、制度をより身近なものと感じてもらえるよう工夫しています。さらに2016年4月からは、制度の利用者だけでなく、職場でイキイキと働く社員も紹介しています。
女性活躍を推進するにあたっては男性を含む全社員の満足度や働く意識などの調査を行い、考え方の違いや活躍の状況を把握する必要があると考え、9月には全社員を対象に社員意識調査を行いました。総合的な満足度を問う設問には約70%が満足と回答、人間関係や仕事内容(能力の発揮・やりがい)についての満足度は高い結果となりました。
昇進・昇格に関しては総じて女性の方が意欲が低い傾向がみられ、特に20代の女性が最も意識が低いという結果となりました。管理職への昇格についても、意欲を持つ男性は5割程度であるのに対して、女性は2割程度でした。また自分の部下の性別について希望を尋ねたところ、男性は管理職・一般社員ともに女性より男性の部下を希望する人が多い結果となりました。今後は女性の意識を変えていくことだけではなく、男性管理職の意識改革も必要であるとの課題が見えました。
一方、職域の拡大については男性・女性で大きな差はなく、いろいろな仕事をしたいという意見が半数を占めました。社員と会社がともに成長していくために、女性社員・男性社員ともにジョブ・ローテーションなどを進めて、社員のマルチスキル化(多能工化)を進めていく計画です。

女性活躍推進フォーラムを開催

女性活躍推進フォーラムを開催

秋には女性社員向けに女性活躍推進フォーラムを実施しました。約180人の女性社員が参加し、取り組みの趣旨や会社の目指す方向性を共有。グループ討議では自分自身が仕事で大事にしている価値観を再認識したり、「私たちがNISSHAで活躍している姿」というテーマでディスカッションを行いました。自分たちが職場で活躍しているイメージを出し合い、それを実現するために会社や上司にサポートして欲しいこと、さらに自分たち自身ができることについて考え、話し合いました。フォーラムの冒頭では社長が登壇し、Nisshaグループで進めているダイバーシティの取り組みや、一人ひとりの社員が性別や年齢に関係なく、臆することなく活動し、継続して能力を発揮してもらいたいとの熱いメッセージを直接伝えました。
参加した社員からは、「これまで知らなかった他の女性社員と会って話をし、こういう人たちが同じNISSHAで頑張っているんだ!と親近感を覚えた」「いろんな部門の方と話をしたり、一緒に何かに取り組むことで、自分の知らなかった世界が見えたり、 この人のこんなところを真似たいなどの目標ができた」「社長は女性社員にも差別なく期待を寄せてくれていると感じ、この会社に入ってよかったと思った」などの声があがりました。

管理職向け研修

2016年2月には、第一回管理職(部長以上)向け研修を実施しました。「女性活躍推進フォーラム」と同じく、活動の趣旨や方向性を共有するとともに、今後の現場マネジメントに活かすためのポイントを習得する機会となりました。研修の主題である「女性社員のマネジメントのポイント」については、同じ教育を受けていても物事に対する感じ方は男女で異なっており、特にコミュニケーション面における感じ方の違いを理解して接することが重要だと学びました。参加者からは「女性固有の感性について貴重な話が聴けた」という声や、「実際に毎日女性社員とチームを組んで業務を進めているグループ長への研修を早く実施して欲しい」との要望もありました。2016年度はグループ長を含む全管理職への研修を行うとともに、女性社員を対象としたキャリア研修を行なっていく予定です。

制度・啓発ツールの拡充

2016年4月より、育児休業からの早期復職を目指す社員を支援するため、無認可保育所への入所費用負担などの制度策定に向けた検討を開始しています。これは、女性社員が育児などライフイベントによりキャリア中断を余儀なくされることに対し、何とかその負担を軽減できないかという考えによるものです。
また、2016年度には女性社員だけではなくNisshaグループの社員が活躍している姿を発信するWebサイト「Nissha People Portal」の開設を予定しています。

これまでの主な取り組み

2014年度
  • プロジェクトチーム結成
  • 女性社員へのヒアリング実施
  • 両立支援ガイドブック配布
2015年度
  • ポータルサイト ”NISSHINE” オープン
  • 社員意識調査実施
  • 女性活躍推進フォーラム開催
  • 管理職(部長以上)向け研修開催
2016年度(予定)
  • 女性社員のライフイベントによるキャリア中断を軽減する制度検討を開始
  • 社員の活躍を発信するWebサイト「Nissha People Portal」を開設
  • 管理職(グループ長を含む全管理職)向け研修開催
  • 女性社員向けキャリア研修開催

今後も女性活躍推進法に基づく行動計画に沿って、すべての社員がその能力を十分に発揮し、いきいきと働けるようさらに取り組みを進めていきます。

Page top