リケジョ in NISSHA(若手のアイディアを活かす)

NISSHAグループは「ダイバーシティ(多様性)の尊重」を掲げ、一人ひとりの個性を「強み」として活かすことで、今後グローバル企業としてさらに成長するために、性別・国籍などによらず多様な人材が最大限に能力を発揮できる職場づくりを目指しています。

今回はNISSHAで活躍する若手理系女性社員をとりまく環境を、色々な角度からご紹介します。

データで見る理系出身女性の活躍

その1

NISSHAに在籍する理系大学・大学院出身の
女性社員をデータからひもときます。

理系女性社員の人数

理系女性社員の人数

年代別女性社員の比率

年代別女性社員の比率※算出方法:各年代の理系出身女性社員 ÷ 各年代の全女性社員

既婚者率

既婚者率
※算出方法:理系出身女性社員で既婚者 ÷ 理系出身の全女性社員

理系出身女性のうち、44%の方が結婚後も働いています。
NISSHAには多くの方が働き続けられる環境があります。

※データはNISSHA単体の2017年4月時点のデータです。

先輩・後輩“リケジョ”対談

その2

  • 技術系部門 先輩社員 阪下さん

    兵庫県出身。大学では工学部で応用理工学科を卒業後、2008年に当社入社。
    事業部での技術開発に従事した後、新製品開発室企画部メカトロニクスグループに異動。グループ会社であるNISSHAエフアイエス株式会社(以下、FIS)で使用するガスセンサー生産装置の機構設計を行っている。

  • 技術系部門 後輩社員 宮座さん

    奈良県出身。大学院では情報工学を専攻し、修了後2015年に当社入社。
    阪下さんと同じ、新製品開発室企画部メカトロニクスグループで、生産装置の制御部分の設計・開発に携わっている。

※ 2017年12月時点の情報です。

今日は「新製品開発室企画部メカトロニクスグループ」で働く女性2人に集まっていただきました。メカトロニクスグループでは、自社で使用する生産装置の開発を行っており、NISSHAの固有技術の流出を防ぐという役割を担っています。おふたりは現在、グループ会社のFISで使用するガスセンサーの生産装置の開発を行っています。阪下さんはその装置の機構設計、宮座さんは制御設計を担当。ハードとソフト、それぞれの面からプロジェクトを支えるおふたりに仕事の楽しさややりがいについて、また男性社員が多い職場で働くことについてなど、思うことを語っていただきました。

[写真] 阪下さん

企業を守る、技術のブラックボックス化(*1)
に貢献。

宮座私は入社以来メカトロニクスグループに在籍し、阪下さんと同じガスセンサーの生産装置を作るプロジェクトに参加させていただいています。阪下さんの仕事ぶりに刺激を受けているのですが、日々どんなことを心がけておられますか?

阪下まず、操作する方が使いやすい装置を作る、というのが第一です。そのためには、誰でも使いこなせて、かつ拡張性のある設計が大切だと思っています。

宮座社外にNISSHA独自の技術が漏れるのを防ぐブラックボックス化という役割に、責任を感じています。

阪下そうですね。私たちは自分たちが作った生産装置を直接目にすることはありません。だから、人々の暮らしに役立っている実感を得られるかというと難しいかもしれません。でも、ブラックボックス化により自社のノウハウを守ることは、NISSHA製品の独自性や優位性を守ることにつながります。とても、誇りに思える仕事ですよね。

宮座はい。さらに生産性の高い装置を作ることも大切ですよね。

阪下その通りです。実際、新しい装置の導入によって、現場から具体的にこれだけ生産性が上がったという数字を聞くと、とてもやりがいを感じます。宮座さんは、仕事をしていて嬉しいときはどんなときですか?

宮座まだ入社3年目なので、基本的なことを覚えるので精一杯ですが、自分の設計通りに装置が動いてくれたときは嬉しいです。

阪下いつも近くで見ていますが、入社3年目とは思えないほど先輩と対等に意見を交換していますよね。コツコツと努力を積み重ねてものづくりをするという姿勢を学生時代にしっかり身につけたのだろうと感心しています。

宮座ありがとうございます。そう言っていただけると、やる気が出ます(笑)。同じ部門にいる阪下さんは私の憧れの存在です。周囲の方々とうまく連携を取り、様々なプロジェクトに自分の意見を活かしながら進められている姿を見て、自分の目標にしています。

[写真] 宮座さん

挑戦して、乗り越える。向上心は尽きない。

阪下宮座さんは大学ではどのような研究をしていたんですか?

宮座大学院の専攻は情報工学で、コンピュータネットワークの安定した運用管理を行うための研究を行っていました。メカトロニクスグループで携わっている装置設計は全くの初心者で、何もかも初めてのことばかりで戸惑うことも多いです。なので、専門書を読むなどして、日々勉強しています。

阪下普段の仕事ぶりからは戸惑っているようには見えませんね。

宮座そんな風に思っていただけるのは、嬉しいです。今までできなかったことができるようになることは楽しいと感じるので、自分の知らないことにチャレンジできる今の仕事が好きです。上司に勧められて、電気工事士(*2)の資格取得のための勉強も始めました。幅広い資格を身につけることでより良いものづくりにつながると思っています。

阪下資格って大事ですよね。宮座さんも自分が夢中になれることをにはトコトンやれる性格を活かしてどんどんスキルアップできると思います。今の仕事にはやりがいを感じていますか?

宮座はい!まずは「自分のやりたいようにやってみなさい」と言ってもらえるのが嬉しいです。自分なりに試行錯誤して、駄目なら違う方法にチャレンジする。それは、学生時代の研究方法でも同じでしたから、失敗しても「よーし、次こそ成功させるぞ!」と前向きに取り組んでいます。

阪下そうした失敗の積み重ねで実力もつきますね。私たちが今製作している二号機は、一号機からの改良版になるので、より使いやすい装置にしたい!と思って、取り組んでいます。試運転を繰り返して、少しずつ調整をするのは根気のいることですが、ここが技術者の腕の見せどころだと思っています。

個性を尊重し合い、自然体で働ける環境。

阪下メカトロニクスグループは男性社員が多い職場ですが、働きづらいと感じたことはありますか?

宮座それが、仕事上で男女差を感じない職場なので、ほとんどありません。阪下さんはいかがですか?

阪下「女性だからできない」とは思われたくないですね。私も数年前に結婚しましたが、特別意識したことはありません。自分に与えられた仕事を精一杯するんだ、という気持ちの方が大きいです。
大切なのはプロジェクトを成功させるために、互いに切磋琢磨して、助け合うという雰囲気。日頃、困っていることがあれば、声をかけあう職場だと思います。

宮座そうですね。例えば、CADで図面を書いているときに悩んでいると、先輩がアドバイスしてくれます。お互いにサポートし合う気持ちが強くて、とても働きやすいです。

阪下実際、職場でも上司との距離が近いですよね。何でも話しやすい雰囲気があるし、物理的に席も近い。自分の席で仕事をしていて、振り向けば上司がいるので、悩んだときはすぐに相談に行けます。仕事以外の話もよくするので、職場のみんなが“仲間”という感じ。また、休日に音楽活動をするなど、個性的な人も多い。着飾ることなく、みんな自然体で働いています。

宮座だから、私もありのままの自分で伸び伸びと働かせて頂けているのかなと感じています。

阪下将来はどんな技術者になりたいですか?

宮座装置についてはまだまだ知識不足なので、まずは技術者としての土台作りをすることを目指しています。また、いろんな部門にいって、様々なスキルを積みたいですし、いずれはソフト開発の技術が活かせたらいいなあと思っています。阪下さんはいかがですか?

阪下私は今の機構設計(*3)の仕事が好きなので、さらに極めていきたいですね。また、後から入ってくる後輩たちに気軽に話しかけてもらえるような先輩になりたいと思います。

宮座先輩、これからも、よろしくお願いします。

阪下もちろんです。お互い、がんばりましょう。

未来のリケジョ社員へ

阪下やりたいことにどんどん背中を押してもらえるので仕事のやりかたで悩むことは少ない会社です。「好きなことを突き詰めたい」そんなリケジョ魂を存分に発揮してください。

宮座自分に自信がなくても、周囲の方々が見守り、励ましてくれる環境。安心していろんなことにチャレンジしてください。行き詰まっても、先輩や同僚がサポートしてくれますよ。

対談記事を読む

2人を見守る執行役員から、
NISSHAを目指す“リケジョ”へメッセージ

その3

執行役員・新製品開発室企画部長
岸 圭司さん 京都大学 工学部 石油化学科を卒業後、1979年に当社入社。
事業部の技術開発部門やコーポレートR&Dなどを歴任。現在は当社執行役員であり、新製品開発室企画部 部長を兼務。

2人の上司である岸執行役員は、「一人ひとりの顔を見ることで、いち早く変化に気づけるように」と心がけているそうです。そんな岸役員にインタビューにご協力いただいた2人の印象をうかがってみましょう。

2人の印象

阪下さんは、コミュニケーション能力が高く、周りを巻き込んで仕事を進めることができる人です。彼女の芯の強さは結婚されても変わることなく仕事に活かされていると感じます。宮座さんは、自分の専門分野を軸にメカトロニクスに必要な技術や知識を習得しようと、資格取得等の自己啓発に積極的に取り組んでいます。阪下さんのような先輩社員の背中を追いかけて成長してほしいと考えています。

NISSHAで経験できること

NISSHAはもともと印刷業を中心に発展してきました。それだけでなくそこで培った技術を活かして材料を加工し付加価値をつける加工業に携わる珍しい会社です。常に新しい技術にチャレンジして、変化し続けてきた歴史があります。まったく新しい分野に飛び込むときは、上司、先輩が必ずしも正しい答えを持っているわけではないことがあります。普段から、担当している仕事が違ったとしても、お互いが組織人として同じ目的を共有している仲間であるということを意識させようと心がけています。そのため、年齢、経験を問わず意見を求められる場がNISSHAにはあります。若い社員でも自分のアイデアを検証しながらものづくりをしていく雰囲気があると思います。

未来のリケジョ社員に期待すること

近年は政府も会社も女性が働き続けられる環境づくりに取り組んでいます。そのため、結婚、出産後の女性の働きやすさは数年前と比べ格段によくなっていると感じます。皆さんに期待することは男女問わず、一人ひとりの特性を活かしてほしいということです。大学等で学んできた専門性はもちろん重要ですが、それに加えて仕事を進めるうえで必要な人間性やコミュニケーション能力も磨いてほしいと思っています。

コラム

向上心や探究心で会社を支えている2人は
休日どのように過ごしているのでしょうか?

プライベート
紹介

阪下さん 無心でシャッターを
押してリフレッシュ

写真撮影が趣味の阪下さん。特に、動物や風景などの自然を撮るのが好きで、まとまった休みがあるときは写真旅行に出かけることもあるとか。愛用のカメラはキヤノン。動物の和やかな表情をとらえたショットや自然の一瞬の美しさを切り取ったショットなど、無心でシャッターをきることで、被写体が癒してくれます。

宮座さん 得意のソフト開発で
受賞歴も多数

さまざまな企業が主催するハッカソン(※)に参加して、受賞経験がある宮座さん。ソフトを制作する技術はもちろん、個性的なアイデアも発揮。2017年にはMBS主催のハッカソンで、テレビに出演しているお笑い芸人に対してスマホから少額の投げ銭を行い現金を寄付することができるオリジナルソフト「林家Pay」で優秀賞を受賞しています。

<宮座さんの開発ソフト>
 ・2015年MBS主催/ぷいぷいブックマーク
 ・2016年ダイキン工業主催/エモーショナルコントローラー 〜emocon〜
 ・2017年MBS主催/林家Pay
 ・2017年Mobile Content Forum 主催 /君のなわ。