タッチセンサー

静電容量方式と抵抗膜方式の2タイプのタッチセンサーを提供

静電容量方式タッチセンサー

静電容量方式タッチセンサーは、タッチセンサーの表面に指で触れると生じる静電容量(電荷)の変化を、センサーが感知することで位置を認識します。NISSHAのフィルムタッチセンサーは、超細密印刷技術などにより、薄さと軽さ、高い視認性を実現し、さらに狭額縁ができる(額縁部にある引き回し回路の線幅および線間を極めて狭くできる)ことから、2013年には日経優秀製品・サービス賞 優秀賞 日経産業新聞賞を受賞しています。

センサー単体だけでなく、カバーパーツと貼り合わせたモジュールの供給、表現豊かなデコレーションと安定した入力、さらに製品全体の薄型化に貢献します。また、マルチタッチ対応品を含む、お客さまが選定したセンサーチップに合わせたパターン、構成設計にも柔軟に対応します。

採用事例

当社の静電容量方式タッチセンサーは、スマートフォンやタブレット端末、ゲーム機、産業機器などの製品に、広く採用されています。
モバイル型ロボット電話
「ロボホン」 シャープ株式会社
※ロボホンは、シャープ株式会社の商標です。
ゲーム機
「Nintendo SwitchTM」 任天堂株式会社
※Nintendo Switchは任天堂の商標です。
業務用端末(モバイルコンピューター)
「TC8000/TC51/TC56  Touch Computer Series」
 Zebra Technologies, Inc.
     

特長

  1. フィルム基材であるため、競合のガラスセンサーより薄く軽く、落としても割れる心配はありません。
  2. フィルム基材はガラスのような透過性を持ち、ガラスセンサーと同等の価格でご提供可能です。
  3. 平面だけでなく、フィルム基材の特長を生かした曲面形状のデザインも実現可能です。
  4. センサー単体、FPCを貼り合わせたセンサーモジュール、センサーとIMD成形品またはカバーガラスを貼り合わせたカバーモジュールのいずれの供給タイプにも対応可能です。
  5. シームレスなデザインを実現するために、額縁部の引き回し回路を隠すデコレーションを施すことも可能です。
  6. お客さまが選定したセンサーチップに合わせたセンサーのご用意が可能です。
  7. Roll to Rollで生産するため、大量生産が可能です。
  8. フォトリソグラフィ工法と印刷工法があり、フォトリソグラフィ工法では、競合のガラスセンサーと同等の狭額縁(極めて細い引き回し回路の形成)が可能です。
※フォトリソグラフィとは、感光性材料(レジスト)を塗布した物質の表面を露光することで、高精度なパターンを形成する技術です。

静電容量方式タッチセンサーイメージ

静電容量方式タッチセンサーイメージ

競合ガラスセンサーとの比較

※ガラスセンサーを100とした比較/フォトリソグラフィ工法フィルムセンサー1枚当たり
  ガラスセンサー フォトリソグラフィ工法 フィルムセンサー
厚み 100 61 以下
比重 100 56 以下
重量 100 34 以下

額縁の細さ比較

印刷工法

印刷工法

フォトリソグラフィ工法

フォトリソグラフィ工法

静電容量方式タッチセンサー構造と基本原理

構造

静電容量方式タッチセンサーは、通常、透明なフィルム基材にパターン化した透明電極が複数層形成された電極フィルムで構成されます。透明電極の周囲には、引き回し回路が形成された額縁部が形成されます。
このタッチセンサーの表面に指で触れると、透明電極間の静電容量(電荷)が変化し、その変化を電気信号として検出し、電気信号が引き回し回路およびFPCを通してセンサーチップに送られることで、タッチ位置が認識されます。

静電容量方式タッチセンサー 構造図

静電容量方式タッチセンサー 構造図

基本原理

指で触れることで、XとYの電極間の静電容量が変化し、タッチ位置が検出されます。

静電容量方式タッチパネル基本原理

派生技術

究極の薄型・軽量化技術、Mid Cell

スマートフォン(高機能携帯端末)をはじめとするモバイル機器は、薄型・軽量化が狭額縁化とともに絶えず求められています。そのためにはセンサー基材をいかに薄く軽量化するかが課題となっています。
Mid Cellは透明導電膜からなるセンサーを、偏光板(位相差フィルム含む)上に形成することで、センサー基材自体を省略するという究極の薄型・軽量化技術です。
当社は、このMid Cellの技術開発に着手済みです(登録特許取得済み)。

※Mid Cellは、NISSHA株式会社の登録商標です。

抵抗膜方式タッチセンサー

抵抗膜方式タッチセンサーは、タッチされた透明導電膜の抵抗値変化の信号を検知して、座標を特定する方式のフィルムタッチセンサーです。(登録特許取得済み)
印刷で培った技術の応用により、薄さ、軽さ、高い視認性に加えて、非常に優れた耐久性、さらには正確なセンシングでストレスのない操作を実現します。
また、抵抗膜方式は手袋を装着したままでも画面を操作できるため、医療現場や生産現場、クリーンルームでの使用に適しています。

採用事例

透明な抵抗膜方式タッチセンサーは、指や専用ペンによるポイント入力や文字入力が可能です。優れた耐久性と正確なセンシングが認められ、ゲーム機やデジタル機器などのさまざまな製品に採用されています。

携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」 任天堂株式会社

携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」 任天堂株式会社     ※ニンテンドー3DSは任天堂の商標です。

デジタルハイビジョンビデオカメラ「HC-V300M」 パナソニック株式会社

デジタルハイビジョンビデオカメラ「HC-V300M」 パナソニック株式会社

特長

  1. フィルム、ガラス、プラスチックを組み合わせることであらゆる供給タイプに対応します。
  2. 当社の独自技術により、ほかに類を見ない入力耐久性を実現します。
  3. 超微細なマイクロスペーサーと高透過無彩色タッチパネルにより、ディスプレーの表示品位を損ねません。
  4. 先進的な設計技術により狭額縁対応が可能です。
  5. 正確なセンシングで、ストレスのないタッチインプットを実現します。
  6. シームレスなデザインを実現するために、回路部を隠すデコレーションを施すこともできます。

構造

抵抗膜方式タッチセンサーは、透明導電膜(電気を通すフィルム)をコーティングした2枚の電極フィルムで構成されます。フィルム2枚の間にわずかなすき間を設け、指や専用ペンで上部のフィルムを押すと、フィルムがたわんで2枚の透明導電膜が接触し、電気が下部のフィルムに流れます。
その場所を読み取り、押した位置を特定します。マイクロスペーサーの役割は、上下の電極フィルムの不要な接触防止や、その密度による押し感の調整などです。

抵抗膜方式タッチセンサー 基本原理

お問い合わせ

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