社長メッセージ

NISSHA株式会社 代表取締役 兼 最高経営責任者 鈴木 順也

株主・投資家のみなさまへ

株主・投資家のみなさまには日ごろよりご支援を賜り心から御礼申し上げます。

第6次中期経営計画について

NISSHAグループは、2018年1月より新たな中期経営計画の運用を開始しました。
当社は、印刷技術に積層、成膜、成形などの多様な技術要素を融合させながら常にコア技術の拡充を図り、製品と対象市場の多角化、グローバル市場への進出などを通じて事業領域の拡大による成長を実現してきました。当社グループでは3年の単位で中期経営計画を運用していますが、その基本戦略は事業領域の進化・拡大による事業ポートフォリオの最適化です。
先の第5次中期経営計画(2016年3月期~2017年12月期)では、主力のコンシューマー・エレクトロニクス(IT)市場向けへの製品開発、設備投資により新たな大型受注を獲得したほか、事業ポートフォリオの組み換え・最適化を目指し、積極的なM&A戦略を展開、自動車市場における事業拠点の拡充、医療機器分野・高機能パッケージ資材分野への新規事業参入などを実現しました。国内外の事業拠点は50カ所を超え、海外に勤務する社員の割合は半数を超えるに至りました。2017年10月6日には社名をNISSHA株式会社と制定、当社グループは変化と進化を続ける企業グループであることを宣言し、2018年1月1日には、Nissha Philosophy(企業理念体系)を刷新しました。
これを引き継ぐ第6次中期経営計画(2018年12月期~2020年12月期)は、IT、自動車、医療機器、高機能パッケージ資材の4市場を重点市場と定め、これまでに獲得・構築した事業基盤を最大限に活用したグローバルベースの成長戦略の実現により、事業ポートフォリオの組み換え・最適化をさらに発展させた「バランス経営の完成」を目指し、売上高・EBITDA・営業利益の全てにおいて過去最高を更新するビジョンを掲げます。一方、資本の効率性については資本コストを意識し、引き続きROE、ROICを主要な経営管理指標に採用します。

*当社グループではグローバルベースの事業拡大や海外連結子会社の増加などの状況を踏まえ、第6次中期経営計画の運用開始に合わせて新たにEBITDAを主要な収益指標に採用することとしました。

2018年12月期通期の見通し

第6次中期経営計画の1年目となる、2018年12月期のグローバル経済情勢については、引き続き緩やかな景気の回復が続くことが期待されています。ただし、中国をはじめとするアジア新興国の経済の先行き、各国の政策動向に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響等に留意が必要です。
当社グループでは、主力のディバイス事業におけるIT市場向けの大型案件が引き続き全社の業績を牽引することが期待されます。一方、産業資材事業においては自動車向けの加飾分野に加え高機能パッケージ資材の需要が安定的に拡大する見込みであるほか、メディカルテクノロジー事業の製品需要は着実に拡大する見通しです。
2018年12月期の業績につきましては、売上高は過去最高の2,270億円、営業利益は150億円、EBITDAは248億円を見込んでいます。なお、為替レートは、1ドル=110円を前提としています。

最後に

私たちは、世界に広がる多様な人材能力と情熱を結集し、継続的にコア技術の拡充を図ること、グローバルベースで市場のニーズを捉え、他社にはできないものづくりを通じて付加価値の高い製品・サービスを提供すること、そして人々の豊かな社会を実現することが、当社グループが果たすべき使命だと考えています。こうした理念のもと、第6次中期経営計画を強力に推進し、一層の企業価値の向上に努める所存です。
株主・投資家のみなさまには、引き続き当社グループの取り組みにご注目いただきますようお願い申し上げます。

2018年2月14日
代表取締役社長 兼 最高経営責任者

鈴木順也

代表取締役社長 兼 最高経営責任者
鈴木順也のご紹介

・出身:1964年      京都市生まれ
・略歴:1990年4月 株式会社第一勧業銀行(現株式会社みずほフィナンシャルグループ)に入行
    1998年3月 日本写真印刷株式会社に入社
                           取締役、常務取締役、専務取締役、取締役副社長を経る 
           2007年6月 代表取締役社長に就任(現職)
・座右の銘 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」

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