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社員インタビューInterview

NISSHAで働く社員は、どのように仕事に取り組み活躍しているか。
その一端をご紹介します。

グローバルなものづくりの
コミュニケーションを支える

産業資材・ディバイス・メディカルテクノロジー。NISSHAはこれらの3つの主力事業をグローバルに展開している。
信濃さんはこのうち、ディバイス事業部とメディカルテクノロジー事業部という2つの事業を経験。事業部を越えた異動を経験しながら、プロジェクトマネージャーとしての実績を積み重ねてきた。2023年1月からは、日本市場での医療機器事業創出を加速するために新設された事業開発室 新事業推進部に所属し、さらなる飛躍を目指す。「英語を使って働きたい」──入社前からの強い思いを胸に、活躍の場をグローバルに広げ続けている。

事業開発室 プロジェクトマネジメント 信濃 里奈 国際教養学部 グローバル・スタディズ課程卒業 2017年入社

私の仕事・入社理由 幅広い事業、多数の拠点をもつNISSHAだからこそ、新たな自分の道を切り拓ける

 大学時代は、すべての授業が英語で行われるコースで4年間学びました。そこで培った語学力を生かせる仕事を希望して就職活動をしていたときに出会ったのがNISSHAです。多数の海外拠点があり、多様な事業を展開するNISSHAは、グローバルに活躍したいという思いを持つ私にとって絶好の環境と考え、入社を決めました。

 入社後、新入社員研修を経て、タッチセンサーを主力製品とするディバイス事業部の営業部に配属。当初の希望通り、仕事で語学力を生かすことができる海外の大手IT企業の担当になりました。お客さまと自社の間に立ってコミュニケーションをとりながらプロジェクト全体を統括するプロジェクトマネジメント担当として、お客さまの要望に円滑かつ適切に応えるよう努めました。
 配属から2年が経ったころ、当社が注力する4つの重点市場の1つ、医療機器市場向けビジネスを行うメディカルテクノロジー事業部への異動の打診がありました。これまでとは異なる事業部・異なる市場・・・自分の中の意欲を駆り立てられて、新たなチャレンジを決意しました。
 そしてメディカルテクノロジー事業部においては、日本・アメリカ・フランスの3拠点にまたがる仕事のプロジェクトマネジメントに携わりました。設計拠点であるフランス、販売先のアメリカのメンバーと協力し、内視鏡に使用する医療機器を立ち上げるプロジェクトで、日本のお客さまから直接ニーズをくみ取り、ご要望に沿えるような開発プランや立ち上げスケジュールをフランス拠点と調整することや、市場に出た後に備えた契約の整備などをアメリカ拠点と協力し進めるといった、「国を越えた調整役」として奔走しました。

仕事のやりがい・NISSHAの魅力 きめ細やかな対応で信頼関係を築き、プロジェクトを動かしていく

 NISSHAは、若い社員の挑戦を全力でサポートしてくれる会社です。日頃から上司と話しやすい環境で、自分の目標や希望を伝えたり、相談したりする機会を持ちやすいのが特徴です。異動直後は主に国内のプロジェクトを担当していましたが、海外と接点が持てる仕事をしたいとアピールを続けたことが功を奏して、現在のプロジェクトマネジメント担当に任命されました。
 英語を使いながら複数の拠点にまたがるプロジェクトを調整することは、正直に言って、かなり大変です。国や地域によって部品の規格が違ったり、働き方や文化も違ったりするので、日本での前提や常識が通用しない部分がたくさんあります。また、お客さまの要望はすべて、プロジェクトマネジメント担当である私が責任を持って社内に伝えなければなりません。まずは自分自身が案件の内容をよく理解したうえで、コミュニケーションを密に、適切に行うように心がけています。図や写真を用いて製品の仕様を伝えたり、細かく議事録を残したりすることで、認識の齟齬が生じないように工夫しています。その積み重ねにより、方向性を拠点間で共有してプロジェクトを進める事ができます。また、他拠点メンバーと仕事を進める上で、自分の仕事の進め方を見つめ直したり、彼らの働き方の良い部分を取り入れてみたりする機会があり、プロジェクトを通して自分自身が成長している事を実感します。

今後の目標 事業を越えた多様な経験を生かし、「頼りがいのある」プロジェクトマネージャーに

 私はディバイス事業部とメディカルテクノロジー事業部という異なるフィールドで、多様なプロジェクトに携わってきました。最初に配属されたディバイス事業部の現場では、まったく知識を持っていなかった分野について一から勉強し、お客さまの要望や社内からの回答を細部まで理解して、自分の言葉を用いて双方に伝えることが必要でした。このときに鍛えられた力が、まさに今、存分に生かされています。
 2023年1月からは、新設された事業開発室 新事業推進部において日本市場での医療機器事業創出に取り組んでいます。私が取り組むプロジェクトには医療の専門用語や薬事(医薬品や医療機器について、厚生労働省への承認申請や、社内での監査・教育を行う業務)の知識が欠かせません。今は大学で研修を受ける機会をいただいて、医療機器を扱う専門職(メディカル・デバイス・プロデューサー)を目指して、勉強をしています。
 これまで、海外とつながりたいという思いを軸に、さまざまな分野で働いてきました。IT機器、メディカル、食品、どのような要望にも対応し、プロジェクトを引っ張っていくことができるような、頼りがいのあるプロジェクトマネージャーを目指しています。機会があれば、社内の「海外トレーニー制度」*にも挑戦して、世界に広がるNISSHAグループの事業活動を支える力になっていきたいです。

*海外トレーニー制度:グローバルなビジネス環境で活躍できる人材育成を目的に、若手社員を6カ月~1年間、海外現地法人に派遣する制度

ある1日のスケジュール

平日
休日

ボクシングにハマっています。思い切り体を動かすのはとても気持ちがいいですね。また、料理教室でパンとケーキ作りも習っています。平日と同じように忙しく充実した休日を過ごしています。

就職活動中のみなさんへの
メッセージ

 グローバルな仕事がしたいと希望を持つ方に、NISSHAはとてもおすすめです。事業が多岐に渡るうえに、海外の拠点も多い。1つの会社にこれだけの選択肢があることは珍しいと思います。しかも、「出る杭はもっと出ろ!」と、積極的な社員を後押しする社風があり、セミナーへの参加や大学での専門的な勉強、海外での研修など、さまざまな機会を得ることができます。若手社員であってもたくさんの可能性に出会える会社を選ぶこと、それが自分の成長の幅を広げてくれるでしょう。

※登場する人物の会社名、所属、役職、氏名は、特に注記のない限り、取材・編集時点のものです。

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