Nissha People StoriesRECRUIT TOP > インタビュー > 社員インタビュー > 詳細

社員インタビューInterview

NISSHAで働く社員は、どのように仕事に取り組み活躍しているか。
その一端をご紹介します。

ビジネスの当事者として
会社の成長を支えられる
存在になりたい

法科大学院時代から企業法務に関心があった西村さん。大学院修了後、NISSHAで6カ月の長期有償インターンシップ*を経験し、社風と先輩社員の人柄にひかれて入社。今は、先輩のサポートも受けながら、仕事の幅を少しずつ広げている。

*長期有償インターンシップ:在学中の学生や就業経験のない既卒生を対象に、数カ月間の雇用契約を結び、実際の業務に従事いただく制度です。学生にとっては、就業体験に加え、学校で学んだことを実践できるという利点があり、当社にとっても、特定の専門性を持った学生の力をビジネスに生かすことや、職場環境のダイバーシティ推進など、学生と企業、双方にとってメリットのある取り組みです。

コーポレート(戦略・管理)法務 西村 友里 司法研究科 法務専攻修了 2023年入社

入社の理由・今の仕事 長期有償インターンシップを通じて社風と先輩の人柄にひかれた

 企業法務に興味を持った最初のきっかけは、法科大学院時代に企業の法務部で働く方の講演を聞いたことです。ビジネスの当事者として、法律面から事業を前に進める役割を担う姿に大きな魅力を感じました。

 就職活動を始めたのは、大学院修了後に司法試験のチャレンジを終えた後でした。NISSHAの新卒採用のエントリー受付は終了していましたが、法務部が長期有償インターンシップ制度を活用してインターン生を募集していると知って迷わず応募。念願の企業法務の就業体験ができることになりました。ロールプレイングではなく、リアルな業務に携わることができるという貴重な経験に加えて、実際に法務部で働いて、社風と先輩社員の人柄の素晴らしさを感じました。会社といえば、忙しさでピリピリしているイメージがありましたが、NISSHAには、分からないことを聞いてもいつも親身になって教えてもらえる環境があり、忙しい中にも穏やかな空気が流れていました。

 インターン中は設定した目標について上司に面談をしていただき振り返りを行ったり、業務日報に毎日コメントを記載していただいたりして、どのように業務を改善していけばよいかについて丁寧にご指導いただくことができました。

 こうして上司や先輩の人柄に接するうちに安心して働ける環境だと実感し「ここで働きたい」と強く思うようになりました。部内では育児休業制度を利用している人、テレワーク勤務制度やフレックスタイム制度を活用している人がいます。そのように個々の事情に合わせて柔軟に働きながら活躍する姿を実際に見て、私も長く働けそうだと感じました。その後、インターン期間中に運よく法務部で正社員のキャリア採用募集が始まったことを知って応募。無事面接試験に合格し、インターン終了後もNISSHAで働けると決まったときは本当にうれしかったです。

 正社員として入社後、自分のケアレスミスが多いことに悩んでいました。そこで先輩に相談したところ、一緒に「ミス防止シート」を作成してくださったのです。ケアレスミスの原因やどう防ぐかなどを一緒に考えアドバイスをしてくださり、そのシートに記入していきました。その結果、ケアレスミスを大きく減らすことができました。

 このように今は上司や先輩のサポートを受けながら、契約書の作成やグループ会社の登記書類の作成、海外の会社との間で電子契約を導入するプロジェクトなど、幅広い仕事に携わっています。新卒ではなくキャリア入社という立場でしたが、ありがたいことに新入社員研修に参加する機会をいただきました。その中でNISSHAが展開するさまざまな事業について理解を深められたことや、研修を通して接点があった社員との横のつながりが、今の仕事に生かされています。

仕事のやりがい・NISSHAの魅力 先輩にどんな質問でもできる安心感

成長できたと実感するのは、インターン生の時から担当している登記関係の仕事。だんだん理解が深まり、上司の指示より先回りして必要な書類をそろえるなど迅速な対応もできるようになってきました。今は、グループ会社の社名変更や組織再編に関する登記業務も担当しています。どちらも会社にとって大きな出来事。それを若手の私に任せてもらえるのは大きなやりがいです。

 どの案件も一人で担当するのではなく、上司、先輩と二人一組で業務にあたっています。分からないことは気軽に質問できる環境で、どんな質問にも親身に向き合ってもらえるという安心感がある。だからこそ、まっすぐ仕事に向き合えると感じています。

 このほかにやりがいがあった仕事は、学生向けイベントで登壇してNISSHAの長期有償インターンシップを紹介したこと。NISSHAの看板を背負って話をするのはとても緊張しましたが、私の話を聞いて後日新卒採用イベントに参加してくれた学生さんがいたと聞き、とてもうれしく思いました。

 テレワーク勤務制度を利用することもありますが、今は疑問点を直接質問したいのでほぼ毎日出社しています。夏場の出社時の服装はたいていTシャツとパンツ、スニーカー。服装についてもルールとTPOを守ればそれぞれの判断が尊重される。これもNISSHAの魅力だと思います。

今後の目標 事業展開への後押しも法務部の仕事

 今の私にとっては遠い目標ですが、法律の知識や法務部での経験を積み重ね、事業の拡大、企業としての成長を支えられる存在になりたいです。法務部は、法的な問題点を指摘して事業にブレーキをかける存在のように思われることがあるかもしれませんが、法規制などを調査して問題点を洗い出し、リスクを適切に管理することによって、会社が新しい事業を展開できるようにサポートすることも法務部の重要な役割の一つだと考えています。外部の弁護士とも連携しながら事業の最前線で活躍する法務部の先輩方を、いつも目の当たりにして、目標としています。

 そのためにも今は勉強の日々。業務の合間を縫って、企業法務担当者のためのセミナーを積極的に受講しています。就業時間内にセミナーに参加して、新しい知識を取り入れることができるのはありがたいです。NISSHAはグローバルに事業を展開しているので、先輩が英文契約書を読む姿もよく目にします。将来、海外の会社との契約にも関われるよう、英語も勉強中です。

 そのほか、企業の法務担当者が集まる勉強会にも参加するようになりました。業務に関してアドバイスを受けたり、他社の事例を参考にしたりできるのでとても勉強になりますし、懇親会で同年代の方と互いの悩みを相談し合えるのもありがたいです。

ある1日のスケジュール

平日
休日

ゴールデンウイークにつなげて有給休暇を取得し、神奈川県を旅行しました。車の運転はまだ自信がないので今回は電車で移動しました。
これからは車でしか行けない場所にも行ってみたいので、週末は家族に車の運転練習につき合ってもらっています。

就職活動中のみなさんへの
メッセージ

 私が就職活動を始めたのは、大学院修了後の6月です。新卒採用で法務職を募集している企業が少なく苦労しました。それでも今、私がNISSHAの法務部で働けているのは、大学院の職員の方に長期有償インターンシップ制度を紹介してもらったからです。インターンシップは会社を深く知る良い機会ですので、活用してはいかがでしょうか?また就職活動で悩んだり、困ったりした時は、周りの人を頼ってください。新たな道が切り開かれると思います。

※登場する人物の会社名、所属、役職、氏名は、特に注記のない限り、取材・編集時点のものです。

<
>