コーポレートガバナンス

基本的な考え方

NISSHA株式会社は創業以来、経営者の強いリーダーシップのもと、経営環境の変化に的確に対応した戦略を実践してきました。当社はこのリーダーシップとともにコーポレートガバナンスを強化することにより、迅速かつ果断な意思決定を促進し、同時に経営の透明性、公正性を確保することができると考えています。
このような認識のもと、コーポレートガバナンスを重要な経営課題の一つと位置付けて、その維持・向上に取り組み、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努めています。また、2015年10月にNISSHAグループのコーポレートガバナンスに関する基本的な考え方および取り組み方針を明確にするために、「コーポレートガバナンス基本方針」を制定しています。

ガバナンス進化のあゆみ

2007
  • 取締役の任期を2年から1年に短縮し、事業年度ごとの経営責任を明確化
  • 社外取締役を1名選任
  • 役員退職慰労金制度を廃止
2008
  • 執行役員制度を導入し、取締役会が担う戦略策定・経営監視の機能と執行役員が担う業務執行の機能を分離
  • 取締役を14名から9名に削減し、社外取締役を1名から2名に増員
2014
  • 社外取締役を2名から3名に増員、女性取締役(社外)を選任
2015
  • コーポレートガバナンス基本方針を制定
  • 社外取締役が委員の過半数および委員長を務める
  • 指名・報酬委員会を設置し、運用を開始
  • 外国人執行役員を1名選任
2016
  • 取締役会の実効性についての分析・評価を開始
  • 社外取締役を3名から4名に増員
  • 外国人執行役員を1名から2名に増員
  • 取締役(社外取締役除く)・執行役員を対象にした業績連動型の株式報酬信託を運用開始
2019
  • スキルマトリックスを策定
2020
  • IFRS任意適用
  • 取締役会の付議基準を見直し、投資委員会の運営を見直し
2021
  • サステナビリティビジョンの実現のために当社取締役会に必要なスキルを議論、スキルマトリックスを改定
2022
  • 当社における社外取締役の役割を議論し、「社内取締役と社外取締役の望ましい関係のあり方」を明文化

マネジメントのダイバーシティ

当社は会社の重要な経営判断と取締役および執行役員の業務執行の監督としての役割を果たすため、マネジメントの選任において、経験・知見・能力のバランス、多様性を考慮しています。

マネジメントの属性

取締役として共通の価値観・経験・能力、取締役会に必要なスキルセット

当社は、取締役会が会社の重要な経営判断とその業務執行の監督において高い実効性を発揮し、当社の企業価値の向上に貢献するためには、取締役として共通に求められる価値観・経験・能力があり、そのうえで、取締役会全体として、当社の経営戦略を踏まえた必要な分野のスキル(経験・知見)が最適にかつ偏りなく分布していることが重要だと考えています。また、その分野は事業環境の変化とともに変わっていきます。
 
当社は、2030年のあるべき姿をサステナビリティビジョン(長期ビジョン)として示しています。併せて、それを起点にバックキャストして中期ビジョンを定め、そこに至るための戦略を3カ年の中期経営計画として策定しています。当社がそれらを達成していくために、取締役会には下記の分野のスキル(経験・知見)が特に重要と考えています。

取締役に共通して求められる価値観・経験・能力についての考え方、取締役会全体として必要なスキル(経験・知見)の分布を示したスキルマトリックスは以下のとおりです。

(取締役に共通)価値観・経験・能力

グローバル グローバルな事業展開を加速するためには、海外におけるマネジメント経験など、幅広い視点から経営課題を認識できる経験・知見が必要である
財務・ファイナンス 中長期的な企業価値の向上に向けて、事業の収益性と資本効率を高めるとともに、安定的な財務基盤を確保するためには、財務・ファイナンスの経験・知見が必要である
変化・非連続成長 事業環境の変化に適応的に対処し事業が存続・発展するためには、既成概念に縛られることなく適切なリスクテイクにより、新たな領域に踏み出す能力が必要である
長期的な戦略志向 事業ポートフォリオの組み換えによる成長を実現するためには、長期的なビジョンを描きバックキャストして戦略を策定できる能力が必要である
コミュニケーション能力 ステークホルダーとの信頼関係を築くためには、お互いの立場を尊重した理解が成り立つよう対話を促進する能力が必要である

(取締役会全体)スキルマトリックス

スキルマトリックス

※在任期間・世代は2024年3月22日定時株主総会終結時
※上記はそれぞれの取締役の経験などを踏まえて、特に専門性の発揮を期待する分野を記載しており、それぞれの取締役が有するすべての経験・知見・能力を表すものではありません。 

コーポレートガバナンス体制図

当社は下図に示すコーポレートガバナンス体制を構築しています。(2024年1月1日現在)

NISSHAのコーポレートガバナンス体制図

取締役会

当社は、代表取締役社長が取締役会議長を務め、毎月1回定例取締役会を開催し、必要に応じて臨時取締役会を開催しています。

取締役会は、「戦略策定」と「監督」の役割を担い、法令および定款の規定により取締役会の決議を要する事項、および経営上の重要事項について取締役会規程に従い意思決定するとともに、取締役および執行役員の業務執行を監督しています。

当社の取締役会は、活発かつ実質的な議論をしています。社外取締役はそれぞれの深い見識から的確な指摘や意見を述べ、社外取締役の選任が経営の透明性の向上と取締役会の監督機能の強化につながっています。

当社の取締役会は、年1回、前年度の取締役会の構成、役割、運営などについて分析・評価し、コーポレートガバナンスの実効性を高めるための継続的な改善に取り組んでいます。

指名・報酬委員会

当社は、取締役の選解任および監査役の選任、ならびに取締役の処遇について、客観性と公正性を確保し社外取締役の知見を取り入れるため、取締役会の諮問機関として、指名・報酬委員会を設置しています。また、同委員会は、社外取締役が委員の過半数を占めかつ委員長を務めています。

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