CEOメッセージ
株主・投資家のみなさまへ
株主・投資家のみなさまには日ごろよりご支援を賜り心から御礼申し上げます。
株主・投資家のみなさまには日ごろよりご支援を賜り心から御礼申し上げます。
2025年12月期第2四半期の経営成績
当中間連結会計期間のグローバル経済情勢は、アメリカの関税政策を巡る動向や地政学的リスクにより先行きに対する不確実性が高まったものの、景気持ち直しの動きとなりました。アメリカでは、関税政策に対する先行き不透明感の拡がりから、景気はやや減速したものの底堅いものとなりました。ヨーロッパでは、アメリカの追加関税実施前の駆け込み需要や個人消費の増加などを背景に景気持ち直しの動きが見られました。中国では、政策効果によりやや持ち直した一方で、外需低迷が継続し、景気回復は力強さを欠きました。わが国の経済については、外需低迷の影響などにより、緩やかな景気回復の動きに留まりました。
このような状況の下、当中間連結会計期間の業績については、産業資材事業およびメディカルテクノロジー事業において需要が継続し、医薬品向けで企業買収による業績貢献が始まりました。一方で、ディバイス事業のタブレット向けの需要は、アメリカの追加関税実施前の駆け込み需要により想定を上回ったものの、顧客の新製品により需要が堅調であった前年同期との比較では減少しました。これらに加え、その他の費用として為替差損を計上しました。
これらの結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高は970億49百万円(前年同期比2.6%減)、利益面では営業利益は26億93百万円(前年同期比36.9%減)、親会社の所有者に帰属する中間利益は1億29百万円(前年同期比97.0%減)となりました。
2025年12月期の見通し
売上高および営業利益は、前回予想の通り推移する見込みです。税引前利益および親会社の所有者に帰属する当期利益は、当第2四半期(中間期)連結累計期間に計上した為替差損などにより前回予想を下回る見通しです。
これらの見通しから、通期の業績については、売上高1,908億円、営業利益66億円、税引前利益46億円、親会社の所有者に帰属する当期利益25億円を見込んでいます。なお、下半期の想定為替レートは1ドル=140円です。
|
2025年度12月期 | |
---|---|---|
前回発表予想 (2025年2月13日) |
今回修正予想 (2025年8月6日) |
|
売上高 (百万円) |
190,800 | 190,800 |
営業利益 (百万円) |
6,600 | 6,600 |
税引前利益 (百万円) |
5,700 | 4,600 |
親会社株主の所有者に帰属する当期利益 (百万円) |
4,000 | 2,500 |
最後に
当社のMissionは「人材能力とコア技術の多様性」を成長の原動力に、高い競争力を有した特徴ある製品・サービスの創出により、お客さま価値を実現し、「人々の豊かな生活」の実現に寄与することを掲げています。このMissionのもと、当社グループの中長期の成長と企業価値の向上を目指してまいります。
株主・投資家のみなさまには、格段のご支援・ご鞭撻をたまわりますよう、よろしくお願い申しあげます。
2025年8月6日
代表取締役社長 最高経営責任者
代表取締役社長 最高経営責任者
代表取締役社長 最高経営責任者
鈴木順也のご紹介
・出身: | 1964年 | 京都市生まれ |
---|---|---|
・略歴: | 1990年4月 | 株式会社第一勧業銀行(現株式会社みずほフィナンシャルグループ)に入行 |
1998年3月 | 日本写真印刷株式会社(現NISSHA株式会社)に入社 取締役、常務取締役、専務取締役、取締役副社長を経る |
|
2007年6月 | 代表取締役社長に就任(現職) | |
・座右の銘: | 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」 |