CEOメッセージ

NISSHA株式会社 代表取締役 兼 最高経営責任者 鈴木 順也

株主・投資家のみなさまへ

株主・投資家のみなさまには日ごろよりご支援を賜り心から御礼申し上げます。

2022年12月期第3四半期の経営成績

 当第3四半期連結累計期間におけるグローバル経済情勢については、緩やかな景気持ち直しが続きました。一方で、インフレの進行とそれに対する欧米諸国における政策金利の継続的な引き上げ、外国為替市場におけるドル高の進行、ロシア・ウクライナ情勢の長期化などにより、先行きはより不透明なものとなっています。わが国の経済については、円安が進行しインフレが継続したものの、ウィズコロナへの移行とともに経済・社会活動の正常化が進み、景気は緩やかな持ち直しの動きとなりました。
 このような状況の下、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、ディバイス事業のスマートフォン向けの製品需要が前年から縮小した一方で、下半期に入りタブレット向けの製品需要は半導体などの供給制約の緩和に伴って回復・増加しました。また、産業資材事業における加飾およびサステナブル資材や、メディカルテクノロジー事業における開発製造受託(CDMO)などの製品需要は堅調に推移しました。利益面では、産業資材事業やメディカルテクノロジー事業の需要増加が利益に貢献しました。また、一部製品においてはコスト増を反映し販売価格を改定しました。一方、スマートフォン向けの製品需要の縮小、原材料およびエネルギー価格の高騰、人件費の上昇などが収益性を圧迫しました。
 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は1,413億82百万円(前年同四半期比2.9%減)、利益面では営業利益は96億80百万円(前年同四半期比37.4%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は118億18百万円(前年同四半期比18.7%減)となりました。 

2022年12月期の見通し

 通期の業績予想につきまして、当第3四半期連結累計期間の実績を踏まえたうえで、最新の製品需要や為替の動向などを考慮しました。
 ディバイス事業のタブレット向けなどの製品需要が前回の想定を上回ることに加え、想定為替レートの見直しなどにより、売上高は増加する見通しです。
 損益面については、営業利益は当第3四半期連結累計期間の実績を踏まえ変更ありません。税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益は、当第3四半期連結累計期間に計上した為替差益などにより、前回予想を上回る見通しです。
 なお、為替レートは1ドル=135円(前回予想125円)を前提としています。
  2022年12月期
前回発表予想 今回修正予想
通期 通期

売上高

(百万円)

190,000 197,500

営業利益

(百万円)

14,500 14,500

税引前利益

(百万円)

17,500 18,500

親会社株主の所有者に帰属する当期利益

(百万円)

13,500 15,000

最後に

 当社のMissionは「人材能力とコア技術の多様性」を成長の原動力に、高い競争力を有した特徴ある製品・サービスの創出により、お客さま価値を実現し、「人々の豊かな生活」の実現に寄与することを掲げています。このMissionのもと、中期経営計画の完遂により企業価値の向上を目指してまいります。
 株主・投資家のみなさまには、当社グループの今後の成長に向けて格段のご支援・ご鞭撻をたまわりますよう、よろしくお願い申しあげます。
 
2022年11月10日
代表取締役社長 兼 最高経営責任者

代表取締役社長 兼 最高経営責任者
鈴木順也のご紹介

・出身: 1964年 京都市生まれ
・略歴: 1990年4月 株式会社第一勧業銀行(現株式会社みずほフィナンシャルグループ)に入行
1998年3月 日本写真印刷株式会社(現NISSHA株式会社)に入社
取締役、常務取締役、専務取締役、取締役副社長を経る
2007年6月 代表取締役社長に就任(現職)
・座右の銘: 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」

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