CEOメッセージ

NISSHA株式会社 代表取締役 兼 最高経営責任者 鈴木 順也

株主・投資家のみなさまへ

株主・投資家のみなさまには日ごろよりご支援を賜り心から御礼申し上げます。

2019年12月期第3四半期の経営成績

 当第3四半期連結累計期間におけるグローバル経済情勢は、保護主義的な経済政策やこれに伴う通商摩擦などにより先行きに不透明感が広がり、一部地域において弱さが見られたものの、全体としては緩やかに回復しました。アメリカでは個人消費の増加などにより景気の回復が継続し、欧州では一部に弱さが見られるものの緩やかに回復しました。中国では景気の緩やかな減速が継続し、その他のアジア新興国では景気の回復は弱いものとなりました。わが国の経済は、足元では輸出や生産の一部に弱さが見られるものの、全体として景気は緩やかな回復を続けています。
 現在、当社グループは事業ポートフォリオの組み換え・最適化による成長を骨子とする第6次中期経営計画(3カ年)を運用しています。主力のコンシューマー・エレクトロニクス(IT)に加え、モビリティ(自動車)、医療機器、サステナブルパッケージ資材を重点市場と定め、バランスの取れた事業基盤の構築を図り、グローバルベースの成長戦略の実践による企業価値の向上を目指しています。当第3四半期連結累計期間の業績は、ディバイス事業では製品需要が第3四半期に入り拡大したものの、想定を下回りました。産業資材事業では製品需要が想定を下回り、生産部門の稼働が低下しました。メディカルテクノロジー事業では製品需要は堅調に推移しました。

 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は1,254億9百万円(前年同四半期比11.0%減)、利益面ではEBITDAは27億57百万円(前年同四半期比69.2%減)、営業損失は43億72百万円(前年同四半期は19億63百万円の営業利益)、経常損失は50億67百万円(前年同四半期は14億円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は21億25百万円(前年同四半期は4億56百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

2019年12月期通期の見通し

 通期の業績予想につきましては、当第3四半期連結累計期間の実績および最新の製品需要の動向などを踏まえて見直しを行いました。売上高はディバイス事業および産業資材事業における製品需要が前回予想の想定を下回ったことにより、前回予想を下回る見通しです。
 損益面ではこれらの売上高の減少に加え、それに伴う国内工場の稼働の低下などによりEBITDA、営業利益、経常利益は前回予想を下回る見通しです。親会社株主に帰属する当期純利益については、遊休固定資産の譲渡による固定資産売却益を計上しましたが、EBITDA、営業利益、経常利益の見直しにより、前回予想を下回る見通しです。
  前回発表予想
2019年12月期通期
(1-12月)
今回修正予想
2019年12月期通期
(1-12月)

売上高

(百万円)

180,000 173,000

EBITDA

(百万円)

11,800 6,000

営業利益

(百万円)

1,500 ▲3,800

経常利益

(百万円)

500 ▲5,000

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

0 ▲2,100

最後に

 当社のMissionは「人材能力とコア技術の多様性」を成長の原動力に、高い競争力を有した特徴ある製品・サービスの創出により、お客さま価値を実現し、「人々の豊かな生活」の実現に寄与することを掲げています。このMissionのもと、中期経営計画の完遂、すなわち「バランス経営の完成」により企業価値の向上を目指してまいります。

 株主、投資家のみなさまには、NISSHAグループの今後の成長に向けて格段のご支援・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 
2019年11月8日
代表取締役社長 兼 最高経営責任者

代表取締役社長 兼 最高経営責任者
鈴木順也のご紹介

・出身:1964年      京都市生まれ
・略歴:1990年4月 株式会社第一勧業銀行(現株式会社みずほフィナンシャルグループ)に入行
            1998年3月 日本写真印刷株式会社(現NISSHA株式会社)に入社
                            取締役、常務取締役、専務取締役、取締役副社長を経る 
            2007年6月 代表取締役社長に就任(現職)
・座右の銘 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」

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