社長メッセージ

NISSHA株式会社 代表取締役 兼 最高経営責任者 鈴木 順也

株主・投資家のみなさまへ

株主・投資家のみなさまには日ごろよりご支援を賜り心から御礼申し上げます。

2018年12月期の経営成績

2018年12月期におけるグローバル経済情勢を振り返りますと、保護主義的な経済政策やこれに伴う通商摩擦などにより先行きに不透明感が広がっているものの、実体経済は堅調を維持しました。アメリカでは個人消費や設備投資の増加などにより景気の回復が継続しました。欧州では景気は緩やかに回復し、中国をはじめとするアジア新興国では景気は持ち直しの動きがみられました。わが国の経済については、景気は緩やかな回復基調を続けています。
現在、当社グループは事業ポートフォリオの組み換え・最適化による成長を骨子とする第6次中期経営計画(3カ年)を運用しています。主力のコンシューマー・エレクトロニクス(IT)に加え、自動車、医療機器、高機能パッケージ資材を重点市場と定め、バランスの取れた事業基盤の構築を図り、グローバルベースの成長戦略の実践による企業価値の向上を目指しています。2018年12月期は、主力のディバイス事業では上半期に低迷した製品需要が下半期に拡大基調となり事業収益の改善が進んだほか、メディカルテクノロジー事業では企業買収による成長戦略の業績貢献が始まりました。
これらの結果、2018年12月期の連結業績は、売上高は2,074億4百万円(前年同期比7.2%増)、利益面ではEBITDAは173億43百万円(前年同期比14.9%増)、営業利益は80億71百万円(前年同期比101.5%増)、経常利益は73億70百万円(前年同期比49.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は43億8百万円(前年同期比60.7%増)となりました。

※前連結会計年度より決算期を3月31日から12月31日に変更しました。これに伴い、決算期変更の経過期間である前連結会計年度は2017年4月1日から2017年12月31日までの9カ月間となっています。このため、上記において、2018年12月期の業績は前年同一期間である2017年1月1日から2017年12月31日までの業績と比較しています。
※当社グループではグローバルベースの事業拡大や海外連結子会社の増加などの状況を踏まえ、2018年1月1日から運用している第6次中期経営計画の開始に合わせて新たにEBITDAを主要な収益指標に採用することとしました。なお、EBITDAは、営業利益+減価償却費+のれん償却額としています。

2019年12月期通期の見通し

2019年12月期のグローバル経済情勢については、引き続き緩やかな景気の回復が続くことが期待されていますが、足元では景気の回復に減速感が見られます。通商問題の動向や各国の政策動向に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響などには引き続き留意が必要です。
第6次中期経営計画の2年目にあたる2019年12月期は、新製品開発に加え企業買収などの手法を活用しながら重点市場の成長を促進し、事業ポートフォリオの最適化を図る考えです。
2019年12月期の業績につきましては、売上高1,950億円、EBITDA188億円、営業利益85億円、経常利益78億円、親会社株主に帰属する当期純利益60億円を見込んでいます。為替レートは1ドル=105円を前提としています。

最後に

当社のMissionは「人材能力とコア技術の多様性」を成長の原動力に、高い競争力を有した特徴ある製品・サービスの創出により、お客さま価値を実現し、「人々の豊かな生活」の実現に寄与することを掲げています。このMissionのもと、中期経営計画の完遂、すなわち「バランス経営の完成」により企業価値の向上を目指してまいります。また当社は2019年10月6日に創業90周年を迎えます。2019年を過去から未来へ向かう重要な通過点として「Milestone 90」と名付け、さらなる成長を目指していく所存です。

株主、投資家のみなさまには、NISSHAグループの今後の成長に向けて格段のご支援・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 
2019年2月14日
代表取締役社長 兼 最高経営責任者

代表取締役社長 兼 最高経営責任者
鈴木順也のご紹介

・出身:1964年      京都市生まれ
・略歴:1990年4月 株式会社第一勧業銀行(現株式会社みずほフィナンシャルグループ)に入行
            1998年3月 日本写真印刷株式会社(現NISSHA株式会社)に入社
                            取締役、常務取締役、専務取締役、取締役副社長を経る 
            2007年6月 代表取締役社長に就任(現職)
・座右の銘 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」

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