ガスセンサー

人々の暮らしに欠かせない
快適・安全な環境を提供する技術と製品

概要

NISSHAグループのNISSHAエフアイエス株式会社は、半導体方式を中心に、ガスセンサーとその応用製品(センサーモジュール、完成品など)を手がけています。ガス警報器や燃料電池自動車向けの水素ディテクター(検知器)・冷媒検知用のガスセンサーモジュールなどの安全分野、空気清浄機などの環境分野、アルコールチェッカーや口臭測定器などのヘルスケア分野といった、幅広い分野に製品を展開しています。また、NISSHAサイミックス株式会社の無線技術と組み合わせることで、IoTによる快適・安全・安心な社会を実現します。

事業展開分野

一酸化炭素(CO)中毒やガス爆発防止用のガス警報器、また空気清浄機やエアコンなどにも搭載されているエフアイエス株式会社のガスセンサー。飲酒運転防止用のアルコールチェッカーや自動車の安全・快適をサポートする分野にも応用されています。同時に、センサーを用いた応用機器の開発も進めており、小型・軽量・低価格ながら数ppbレベルの超低濃度ガスの測定ができるセンサーガスクロマトグラフを、環境分野や口臭測定といったヘルスケア分野で製品展開しています。
今後は、燃料電池車向けや医療・POCT(=Point of Care Testing:臨床現場即時検査)向けなど、さらに幅広い用途への展開が期待されています。

ガスセンサー分野

採用事例

燃料電池自動車

トヨタ自動車株式会社の燃料電池自動車「MIRAI」に、水素ディテクターが採用されています。水素ディテクターとは、水素ガス漏れを検知する装置です。「MIRAI」には2カ所に搭載されており、万一、水素ガス漏れが発生した場合、直ちに検知し警告します。

世界初の量産燃料電池車 トヨタ自動車「MIRAI」

世界初の量産燃料電池車 トヨタ自動車「MIRAI」(画像提供:トヨタ自動車)

「MIRAI」に採用された水素ディテクター

「MIRAI」に採用された水素ディテクター

加湿空気清浄機

シャープ株式会社製加湿空気清浄機 プラズマクラスター7000

シャープ株式会社製加湿空気清浄機 プラズマクラスター7000

シャープ株式会社が販売する加湿空気清浄機に、当社のガスセンサーが採用されています。
ガスセンサーが、たばこの臭い、化粧品、アルコール臭、料理臭、ペット臭などの室内のあらゆる臭いを検知し、ファンを制御しています。

製品情報

当社は、従来の常識を打ち破る「小型」「低消費電力/長寿命」のコンセプトにより、次々に新しいガスセンサー製品を生み出しています。

ガスセンサー

  • 半導体方式(SB、SPシリーズ) *SB=超小型ビードタイプ SP=平板型厚膜印刷タイプ
  • 接触燃焼方式
  • 電気化学方式
  • 非拡散赤外線吸収方式(NDIR)  


—検出対象成分
  • 高選択制CO/メタン・可燃性ガス
  • 一酸化炭素・水素・二酸化炭素
  • 高選択性メタン/LPG・フロン・オゾン

センサーモジュール


 
—検出対象成分
  • 二酸化炭素・オゾン・水素・アンモニア・可燃性ガス・毒性ガス
 
—展開例
  • 空気清浄機・エアコン・自動車・ガス検知器

応用製品





—展開例
  • 呼気チェッカー(口臭、アルコール)
  • 電池駆動ガス検知器・冷媒検知器・呼気分析装置

要素技術

ガスセンシングに必要な設計技術のすべてを保有

要素技術ガスセンサーイメージ

近年、半導体式を始めとするガスセンサーとその応用製品は高感度化・高精度化が進み、その利用範囲も多岐にわたっています。しかし、目的のガスを精度よく感知するためには、センサー単体の技術だけが優れていても実現できません。

当社ではガスセンサー単体からモジュール、チェッカー、分析機器という最終製品まで全ての製品を開発・生産しています。ガスセンシングに必要な要素技術全てを保有することで、防災・環境・健康・医療・計測・車載といった広範にわたる領域で、高感度、高精度、簡便、高信頼性といったお客さまのご要望にお応えする製品を実現しています。

ガスセンサー設計技術

材料作製 

ガスセンシングの根幹

対象ガスの特性に合わせたセンサーを、独自に調合した材料で作製しています。材料合成はガスセンシングの根幹となる部分であり、NISSHAグループが培ったノウハウが大きく活かされています。

微細加工

小型、省電力センサーの開発

センサーの微細化は省電力化、低コスト化、応答速度の向上や応用範囲の拡大といった多くのメリットをもたらす重要な技術です。NISSHAグループでは電極加工、感ガス体形成などに独自の微細加工技術を駆使し、MEMSガスセンサーを始めとする小型、省電力センサーを開発・生産しています。

※ MEMS…Micro Electro Mechanical Systemsの略称

設備設計

生産設備を独自設計

FIS工場

微細加工をはじめとするガスセンサーの生産には、特殊な作業と設備が必要です。NISSHAグループでは感ガス材料自動塗布装置など、生産設備も自社で独自設計することで、他社には真似のできない小型化、高性能化と高信頼性を実現しています。

製品設計技術

構造設計

製品ごとの最適設計

ガスセンシング製品は配管ひとつとっても意味があります。製品の目的に合わせて構造、配置、材質などさまざまな面を考慮した最適設計を行うことで、独自の性能を持たせることが可能です。

制御回路設計

高感度低ノイズを実現

ガスセンサーの高感度化に伴い、周辺環境から受ける影響も大きくなるという課題があります。このノイズを抑制する手段として制御回路の設計は重要です。また、ソフトウェアを含めた製品の使いやすさという観点でも回路設計の重要性は高いといえます。NISSHAグループでは回路設計を独自に行うことで、多種多様なセンサーの長所を活かし、短所をカバーした製品を提案可能です。

ソフトウェア開発

専門的な知識がなくても安心してお使いいただけるように、NISSHAグループは製品に合わせたソフトウェアの開発も自社で行っています。お客さまのご要望に応じたカスタマイズも実施しています。

無線技術との組み合わせ

ワイヤレスセンサーネットワーク

ガスセンサーや各種センサーと低消費電力無線技術を組み合わせたワイヤレスセンサーにより、ニーズに合わせたIoTソリューションの構築が可能となります。
 

NISSHAのワイヤレスセンサーネットワークの特長 

  1. エネルギーハーべスティング :環境から得られるわずかなエネルギーを活用
  2. 超低消費電力:最適化された動作シーケンスによる省電力化
  3. 特定小電力無線:920MHz帯の技適認証済み無線

ワイヤレスセンサーネットワーク構成例

冷媒検知用ガスセンサーモジュール・室温センサーと無線技術を組み合わせた構成例

各種センサーラインアップ

NISSHAグループではガスセンサー以外に屋内・近距離センサー(温湿度センサー、CO2センサーなど)や屋外・長距離センサー[LPWA](照度センサー、土中水分センサー)などを取り扱っています。これらのセンサーと無線技術を組み合わせることで、さまざまな現場のニーズに併せたIoTソリューションの構築が可能になります。詳細は、NISSHAサイミックス株式会社の公式Webサイトをご覧ください。

用途事例

各種センサーの活用により、さまざまな現場でIoTソリューションの構築を可能にします。屋内環境、屋外環境それぞれにて最適な製品を提案可能で、また必要に応じてシステムでのご提供も可能です。

オフィス・会議室

倉庫

工場

インフラ

お問い合わせ

ご要望やご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。

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