決算のポイントと業績の見通し

業績推移  *2024年8月6日更新

NISSHAの業績グラフ

2024年12月第2四半期(1-6月)期決算のポイント

 産業資材事業では、加飾分野およびサステナブル資材分野でともに製品需要が堅調に推移するなか、生産性・効率性の改善が進みました。ディバイス事業では、前期に低迷したタブレットおよび業務用端末(物流関連)向けの製品需要が回復しました。メディカルテクノロジー事業では、製品需要が堅調に推移するとともに、企業買収による業績寄与が始まりました。これら需要動向に加え、為替変動の影響などにより、売上高および営業利益は前年同期比で増加しました。
  2023年12月期
第2四半期
実績
2024年12月期
第2四半期
実績
前年同期比

売上高

(百万円)

83,005 99,661 20.1%

営業利益

(百万円)

58 4,405 7,461.2%

税引前利益

(百万円)

1,087 6,147 465.2%

親会社の所有者に帰属する中間利益

(百万円)

801 4,363 444.8%
産業資材事業:連結売上高は372億20百万円(前年同期比9.3%増)、セグメント利益(営業利益)は26億99百万円(前年同期比86.6%増)
加飾分野のモビリティ向けの製品需要は底堅い動きとなり、家電向けの需要は堅調なものとなりました。蒸着紙は、需要サイドの在庫調整の正常化に伴い、堅調に推移しました。これら需要動向に加え、為替変動の影響などにより、売上高は前年同期比で増加しました。売上高の増加に加え、生産性および効率性の改善などにより、営業利益は前年同期比で増加しました。

ディバイス事業:連結売上高は362億73百万円(前年同期比30.3%増)、セグメント利益(営業利益)は18億73百万円(前年同期は12億2百万円のセグメント損失(営業損失))
前期において低調に推移したタブレット向けが需要期に入り力強い動きとなったほか、前期に低迷した業務用端末向けの製品需要が回復しました。これらの需要動向に伴い、売上高および営業利益は前年同期比で増加しました。

メディカルテクノロジー事業:連結売上高は220億24百万円(前年同期比27.2%増)、セグメント利益(営業利益)は11億68百万円(前年同期比13.6%増)
主力の開発製造受託(CDMO)の堅調な製品需要や企業買収による業績貢献に加え、為替変動の影響などにより、売上高および営業利益は前年同期比で増加しました。

2024年12月期 通期の見通し

 2024年12月期通期の業績予想につきましては、当第2四半期連結累計期間の実績を踏まえたうえで、最新の製品需要や為替の動向などを考慮しました。売上高については、ディバイス事業のタブレットおよび業務用端末向け、メディカルテクノロジー事業の医療機器CDMOなどの製品需要が前回の想定を上回って推移する見通しです。
 営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益は、当第2四半期連結累計期間に計上した為替差益に加え、売上高増加の影響などにより、前回予想を上回る見通しです。
なお、為替レートは1ドル=145円(前回予想135円)を前提としています。
  2024年12月期
前回発表予想
(2024年5月9日)
今回修正予想
(2024年8月6日)

売上高

(百万円)

188,600 196,600

営業利益

(百万円)

6,400 8,100

税引前利益

(百万円)

6,500 9,500

親会社株主の所有者に帰属する当期利益

(百万円)

4,700 6,600

EPS

(円)

97.17 136.41

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