決算のポイントと業績の見通し
業績推移 *2025年2月13日更新
2025年12月期 第1四半期(1−3月)決算のポイント
ディバイス事業のタブレット向けの需要は低迷したものの、産業資材事業およびメディカルテクノロジー事業の需要は堅調に推移しました。また、医薬品向けで、企業買収による業績寄与が始まりました。
2024年12月期 第1四半期 実績 |
2025年12月期 第1四半期 実績 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) |
46,719 | 47,442 | +1.5% |
営業利益 (百万円) |
1,258 | 1,509 | +19.9% |
税引前利益 (百万円) |
1,671 | 663 | ▲60.3% |
親会社の所有者に帰属する四半期利益 (百万円) |
1,207 | 87 | ▲92.8% |
産業資材事業:連結売上高は187億85百万円(前年同期比5.3%増)、セグメント利益(営業利益)は10億41百万円(前年同期比9.4%減)
加飾分野のモビリティ向けは底堅く推移し、家電向けおよびサステナブル資材分野の蒸着紙などの需要は堅調に推移しました。これら需要動向に伴い、売上高は前年同期比で増加しましたが、モビリティ向けの新製品に関連する先行費用などにより、営業利益は前年同期比で減少しました。
ディバイス事業:連結売上高は135億58百万円(前年同期比18.2%減)、セグメント利益(営業利益)は8億65百万円(前年同期比100.0%増)
主にタブレット向けの需要が低迷し、売上高は前年同期比で減少しました。一方で、生産体制の見直しなどにより効率性・生産性が改善し、営業利益は前年同期比で増加しました。
メディカルテクノロジー事業:連結売上高は119億48百万円(前年同期比18.7%増)、セグメント利益(営業利益)は6億69百万円(前年同期比83.6%増)
主力の医療機器CDMO(開発製造受託)の堅調な需要や企業買収に伴う業績積み上げなどにより、売上高および営業利益は前年同期比で増加しました。
2025年12月期の見通し
2025年12月期通期の連結業績計画につきましては、変更はありません。売上高は1,908億円、営業利益は66億円、税引前利益は57億円、親会社株主の所有者に帰属する当期利益は40億円を見込んでいます。なお、第2四半期以降の為替レートは1ドル=140円を前提としています。
2024年12月期 実績 |
2025年12月期 計画 |
|
---|---|---|
売上高 (百万円) |
195,598 | 190,800 |
営業利益 (百万円) |
5,486 | 6,600 |
税引前利益 (百万円) |
6,221 | 5,700 |
親会社株主の所有者に帰属する当期利益 (百万円) |
3,870 | 4,000 |