経営計画(長期・中期)

NISSHAグループ(以下、当社グループ)はMissionに「人材能力とコア技術の多様性」を成長の原動力に、高い競争力を有した特徴ある製品・サービスの創出により、お客さま価値を実現し、「人々の豊かな生活」の実現に寄与することを掲げています。
当社グループではこのMissionのもと、2030年のあるべき姿をサステナビリティビジョン(長期ビジョン)として示しています。また、第8次中期経営計画として、サステナビリティビジョンを起点にバックキャストして、2024年からの3年間で目指すべき中期ビジョンとそこに至るための戦略を定め、運用しています。

サステナビリティビジョン

多様な技術や人材能力の結集・融合により、メディカル・モビリティ・環境に関わるグローバルな社会課題の解決に貢献し人々の豊かな生活を実現する。

社会価値の創出

  • 事業活動を通じた社会課題の解決
    • 医療課題の解決、安全・快適なモビリティの実現、循環型社会への貢献
  • 2050年のカーボンニュートラルを見据え、CO2総排出量を30%削減(2020年比)

経済価値の創出

経済価値の創出

第8次中期経営計画

当社グループは、2030年のあるべき姿であるサステナビリティビジョンの実現に向け、第8次中期経営計画(3カ年)を2024年1月から運用しています。第8次中期経営計画では、安定的な成長と資本効率性の向上を志向し、これまでに構築した事業ポートフォリオの強化を通じて、利益率の向上と安定化を実現します。
医療機器、モビリティ、サステナブル資材などの市場においては、オーガニックな成長とM&Aの両面で事業を拡大し、社会課題の解決に資する製品群・サービスの拡充を目指します。IT機器市場においては、生産体制の最適化を含めた生産性・効率性の改善を追求します。
また、将来の持続的な成長を実現するために、自社開発に限らず業務提携やM&Aなどを通じて、新たな事業や製品群の開発を加速します。

非IT機器の重点3市場の成長加速、利益率の向上と安定化

医療機器

医療機器

モビリティ

モビリティ

サステナブル資材

サステナブル資材

第8次中期経営計画 重点戦略

事業ポートフォリオ
マネジメント
事業ポートフォリオの深化 規律ある経営判断に基づき、ROIC向上を
重視
スターの成長加速 事業成長と利益率の向上・安定化を両立し、企業価値の向上を牽引
  • メディカルテクノロジー事業(医療機器CDMO)
  • 産業資材事業(モビリティ)
キャッシュカウの利益追求 生産性・効率性の追求、成長投資の原資と
なるキャッシュを創出
  • ディバイス事業(タブレット)
  • 産業資材事業(蒸着紙)
プロブレムチャイルドの
事業化
未来のスターの育成により連続的成長を目指す
  • 産業資材事業(サステナブル成形品)
  • 医薬品(フィルム製剤)、フォースセンサーほか
キャッシュアロケーション 成長投資 スター事業の成長加速を優先、M&Aを積極的に活用
株主還元 安定配当を継続、業績の改善に応じて増配、機動的な自社株買い
ポートフォリオ経営を
支える取り組み
生産性・効率性の向上 利益を創出する品質・生産戦略
人的資本 ポートフォリオ戦略を支える人的資本、
ダイバーシティの推進
気候変動への対応 CO2総排出量の削減

第8次中期経営計画 業績計画

第8次中期経営計画で目指す業績計画は以下の通りです。
(百万円) 第8次中期経営計画
2024年 計画 2025年 計画 2026年 計画
(M&A含まない)
2026年 計画
(M&A含む)
ROE 3.3% 5.9% 9%以上 9%以上
売上高 186,500 193,500 210,000 225,000
営業利益
(営業利益率)
5,800
(3.1%)
9,000
(4.7%)
15,000
(7.1%)
16,500
(7.3%)
非IT機器の重点
3市場営業利益
(営業利益率)
6,250
(5.7%)
8,700
(7.5%)
13,000
(10.2%)
14,500
(10.2%)
為替レート ¥135/$ ¥130/$ ¥130/$ ¥130/$

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