日本写真印刷コミュニケーションズの「ストアビーコン」が
エンゲージメントマーケティングプラットフォームMarketoと連携を開始

—きめ細やかな顧客対応可能なO2Oマーケティングソリューションを提供—

2016年7月12日

日本写真印刷株式会社

Nisshaグループの日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社(以下、日本写真印刷コミュニケーションズ)は、店舗・施設向けのマーケティングソリューションとして展開している「ストアビーコン」と、株式会社マルケト(本社:東京都港区 代表取締役社長 福田康隆)が提供するエンゲージメントマーケティング(※1)プラットフォームMarketoとの連携を7月20日より開始します。

消費者の嗜好、そして企業と消費者のコミュニケーションの多様化・細分化を背景として、デジタルマーケティング関連のテクノロジーは日々進化し、多種多様なサービスが提供されています。なかでもマーケティングオートメーション(※2)の国内市場規模は2015年には220億円に達し、2020年には400億円を超えると見込まれています。[出典:矢野経済研究所「DMP(データマネジメントプラットフォーム)サービス市場/MA(マーケティングオートメーション)サービス市場に関する調査結果 2015」]
これまでBeaconを使ったソリューションは、CRM(顧客管理システム)やマーケティングオートメーションとの連携がない独立したシステムとして運用されてきました。今回のストアビーコンとMarketoの連携により、Web上と実店舗をまたいだ顧客の行動データを取得することが可能になります。これによって、お客さま企業のO2Oマーケティング施策を強化し、顧客へのきめ細やかな対応と効果的なアプローチを可能にします。

なお、本ソリューションは、Marketo LaunchPoint™(※3)から提供されています。

※1 エンゲージメントマーケティング・・・中長期的に顧客と企業の関係性を深めるために、1対1のコミュニケーションを実現し、お客さまの生涯価値を高めていくためのマーケティング手法
※2 マーケティングオートメーション・・・マーケティングの各プロセスおけるアクションを自動化するための仕組みやプラットフォーム
顧客や見込み顧客に対して、どのようなアクションを行ってきたかを記録し、「最適なコンテンツを、最適なタイミングで、最適な方法で届ける」ことを目的に利用される
※3 LaunchPoint™・・・Marketo独自のエコシステム(複数の企業やサービスがつながり、共存共栄していく仕組み)の名称で、マーケティングソリューションを提供するパートナー企業がMarketoとの連携ソリューションを開発・提供するためのプラットフォーム。その代表的な連携ソリューションとして、ビッグデータ解析、動画、デジタル広告、ソーシャルメディアなど、250を超える連携ソリューションがこのエコシステムを構成。
LaunchPointの詳細は、http://launchpoint.marketo.com/(英文)

ストアビーコン — Marketoの連携イメージ

ストアビーコンとは

ストアビーコン」は、iBeaconによるマーケティングソリューションです。店頭でBeacon端末に近づいた人のスマートフォンに、メッセージや外部コンテンツへのリンクを送ることができます。また企業側では、訪問者数や訪問時間、訪問頻度などを確認することができます。既存のアプリにSDK(ソフトウェア開発キット)を組み込むことで、簡単にサービスを導入できることが特長です。
※ストアビーコンは、日本写真印刷株式会社の登録商標です。
※iBeaconは、Apple Inc.の登録商標です。

想定するお客さま

  • 日本国内で実店舗を展開する企業のマーケティング担当者さまなど
  • イベント会場などでブースを出展される企業のマーケティング担当者さまなど
     

今回の連携によるお客さまメリット

  • Web上と実店舗をまたいだ顧客の行動データの取得が可能
  • Web上と実店舗での行動履歴に基づいた、よりきめ細やかな顧客対応が可能
  • Webもしくは店舗それぞれを入り口にして、アプローチできる顧客層の拡大
     

活用シーン

  • 店舗に来店してBeaconに近づいたメール会員のスマートフォンに、特典つきのメッセージを送信
  • 来店履歴のある人にのみ、Web上で広告表示
  • 展示会などで自社ブースの近くを通りかかった方へPush通知でコンタクトを実施する
     

料金体系

  • 初期費用   300,000円~ (すでに自社アプリをお持ちで組み込み用APIご提供の場合) 
  • 月額利用料  10,000円~
    ※API: アプリケーションプログラミングインターフェース

今後の展開

日本写真印刷コミュニケーションズは、「マーケティング×IT×ものづくり」というコンセプトのもと、O2O、IoT、One to Oneマーケティングなどのキーワードに注目しながら、デジタルマーケティング関連のサービスラインアップを拡充しています。今回Marketoとの連携を発表したストアビーコンに加えて、視聴者ごとにカスタマイズした動画を生成する「OneDouga」、高品質カラーデジタル印刷システム「Nissha Digital Printing(NDP)」などのサービスを展開しており、将来的なMarketoとの連携も視野に、お客さまの多様なニーズに対応可能なソリューションを提供していきます。

株式会社マルケト概要

商号 株式会社マルケト
本社所在地 東京オフィス
〒106-6134 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー34F
代表者の役職・氏名 代表取締役社長 福田 康隆
事業内容 あらゆる規模、業種の企業に向けて、デジタルからアナログまで、適切なタイミングで適切なメッセージをそれぞれに合ったチャネルを通して届けるマーケティングプラットフォームを提供
資本金 449百万円
設立年月日 2013年11月6日
Webサイト https://jp.marketo.com/

日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社概要

商号 日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社
本社所在地 京都市中京区壬生花井町3番地
代表者の役職・氏名 代表取締役 村瀬 俊司
事業内容 出版印刷および商業印刷などの製品ならびにサービスの企画、開発、生産ならびに販売
資本金 100百万円(日本写真印刷株式会社の子会社)
設立年月日 2015年4月27日
Webサイト http://www.nissha-comms.co.jp/

お問い合わせ

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日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社

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