NISSHAの技術がJAPERAの「3Dタッチパッド」に採用

フォースセンサーと成形技術を融合し、自動車向けの3Dフォースセンサーを開発

2019年1月29日

NISSHA株式会社

  NISSHA株式会社(以下、当社)の技術が、次世代プリンテッドエレクトロニクス技術研究組合(以下、JAPERA※1)が開発した「3Dタッチパッド」に採用されました。

 「3Dタッチパッド」は、JAPERAがプリンテッドエレクトロニクス技術を用いて開発した試作品※2です。押した圧力の強弱だけではなく、面内の指の動きを検知してピンチなど直観的な操作が可能なセンサーを立体的な形状に成形した入力ディバイスです。

成形した有機TFTシート 

コンソールボックスに装着した際のイメージ

モニター画面の表示イメージ
(左:エアコン、右:オーディオ)

 自動車内の環境は、快適な空間を提供するものとして位置付けられるようになり、今後これを実現するためのディバイスや技術がますます求められています。当社は、自動車市場を今後成長が期待できる有望な市場のひとつと捉えており、これまで培った「印刷」「コーティング」「ラミネーション」「成形」「パターンニング」といったコア技術を応用した新製品の拡充に注力しています。
 今回の「3Dタッチパッド」に採用されている3Dフォースセンサーは、JAPERAが開発した有機TFTシート※3に当社がこれまで培ってきたタッチセンサー技術をもとにした感圧技術と、さまざまな機能を持った素材を立体的な形状に加工する成形技術を融合することによって、高精度・高感度な曲面入力ディバイスとして実現したものです。
 「3Dタッチパッド」は自動車のコンソールボックスへの搭載を想定しており、車内のエアコンの温度や風向コントロールやオーディオの選曲・音量コントロールなどを操作することができます。
 今後は、コンソールボックスへの搭載のみならず、ハンドルを握る力やシートにかかる圧力の測定などさまざまな用途への展開が想定できます。

 「3Dタッチパッド」はJAPERAが、nano tech 2019(2019年1月30日~2月1日、東京ビッグサイト)において出展します。

※1 フレキシブルディバイスおよびプリンテッドエレクトロニクス技術の実用化を目指す技術研究組合
※2 当開発は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)プロジェクトの成果によります。
※3 有機TFTは、従来の無機材料を使ったTFTとは異なり、有機材料を使用することでフレキシブルな形状を実現できることが特徴です。

展示会概要

展示会名 nano tech 2019 第18回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
会期 2019年1月30日 - 2月1日 10:00-17:00
会場 東京ビッグサイト東4・5・6ホール、会議棟
展示品 「3Dタッチパッド」
小間番号:4B-18(NEDOブース内)
公式サイト nano tech 2019公式ウェブサイト

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