医療機器の開発製造受託(CDMO)国内向け初製品
ボストン・サイエンティフィック ジャパンから「BSプローブホルダー EX」を受託

2021年8月23日

NISSHA株式会社

  NISSHA株式会社 (以下、当社)のメディカルテクノロジー事業部は、ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社(以下、ボストン・サイエンティフィック ジャパン)から「BSプローブホルダー EX」の開発・製造を受託しました。同製品は、ボストン・サイエンティフィック ジャパンから2021年8月以降販売開始予定です。

BSプローブホルダー EX

販売名:BSプローブホルダー EX
一般的名称:再使用可能な手動式放射線源配置補助器具
医療機器届出番号:26B2X10027B01001

 「BSプローブホルダー EX」は、前立腺がんの放射線治療※に使用する超音波プローブ(超音波画像診断装置)を手術用ベッドに固定し、保持する機器です。国内の医療現場のニーズに応える医療機器として、当社がボストン・サイエンティフィック ジャパンから開発・製造を受託しました。当社にとって国内初の医療機器の開発製造受託(CDMO)となります。

 当社は2016年にアメリカの医療機器メーカーを買収し、医療機器分野に新規参入しました。Nissha Medical Technologiesのブランドで、低侵襲医療用の手術機器や医療用ウェアラブルセンサーなど、主にシングルユースの製品を手がけており、アメリカを中心にグローバルベースで大手医療機器メーカー向けの開発製造受託(CDMO)を展開するとともに、医療機関向けに自社ブランド製品を製造・販売しています。今後、日本においても医療機器の開発製造受託(CDMO)市場の拡大が見込まれる中、当社はアメリカでの実績を基に、グローバルな大手医療機器メーカーと日本の地域特性に対応した製品を開発していきます。

「BS プローブホルダー EX」に関する詳細はボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社 公式Webサイトの製品情報ページ(医療関係者向け)からご覧ください。


※前立腺がんに対する放射線治療では、直腸の出血といった副作用の軽減が課題です。前立腺と直腸との間にゲルを注入して直腸を物理的に前立腺から遠ざけることで、照射線量を軽減させる治療法において、ゲル注入時に超音波プローブ(超音波画像診断装置)を使用します。

Boston Scientific Corporation

Boston Scientific Corporationは、低侵襲治療に特化した医療機器メーカーとして1979年に米国で誕生し、現在120カ国近くのマーケットで確固たる地位を築く世界最大級の医療機器メーカーです。
ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社に関する詳細は公式Webサイトをご覧ください。

Nissha Medical Technologies

低侵襲医療用の手術機器や医療用ウェアラブルセンサーなど、主にシングルユースの製品を手がけており、グローバルベースで大手医療機器メーカー向けの開発製造受託(CDMO)を展開するとともに、医療機関向けに自社ブランド製品を製造・販売しています。
・掲載の内容は、発表時の情報であり、以後予告なしに変更されることがあります。リスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
・「NISSHA」は、NISSHA株式会社を表し、「NISSHAグループ」は、NISSHA株式会社とそのグループ会社の総称を表します。

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