健康経営
NISSHAグループは「世界に広がる多様な人材能力と情熱を結集し、継続的な技術の創出と経済・社会価値への展開を通じて、人々の豊かな生活を実現する」ことをMissionとしています。その実現のために、社員一人ひとりの心身が健康で高いモチベーションを持って働いてもらうことが大切であり、会社のパフォーマンス向上にもつながるとの考えに基づき、「健康経営基本方針」を策定しています。
健康経営基本方針
NISSHAグループは、多様な人材能力と情熱を結集し、新たな価値を創出します。そのために、社員がその持てる能力を十分に発揮できるよう、心と身体の健康状態の維持・改善を重要な経営課題と考え、さまざまな施策を推進します。
NISSHA株式会社
代表取締役社長 最高経営責任者
鈴木 順也
制定 2018年9月3日
改訂 2021年7月1日
代表取締役社長 最高経営責任者
鈴木 順也
制定 2018年9月3日
改訂 2021年7月1日
体制
健康経営の推進体制として、上席執行役員・最高人事責任者を健康経営の担当役員に任命しています。リスク管理・コンプライアンス委員会の傘下にある「健康経営部会」において、健康経営担当役員のリーダーシップのもと、関連部門と協力しながら当社グループの健康施策について企画を立案し、推進しています。2025年からは新たに統括産業医が健康経営の推進体制に参画しています。
健康経営戦略マップ
当社は健康経営戦略マップを用いて、健康経営を通じて解決したい経営課題とその課題を解消するための取り組みを可視化しています。

目標指標
当社グループでは、「多様な人材が情熱をもってパフォーマンス高く活躍する」ことを健康経営で解決したい経営課題として掲げ、3つのKPI(プレゼンティーイズム、アブセンティーイズム、エンゲージメント)を設定。その改善に向けて4つのカテゴリで具体的なアクションを推進しています。(いずれも対象は国内NISSHAグループ)
2022年度実績 | 2023年度実績 | 2024年度実績 | 2026年度 目標値 |
|
---|---|---|---|---|
プレゼンティーイズム Wfun(産業医科大学で開発された健康問題による労働機能障害の程度を測定するための調査票)における従業員1人当たりの平均労働時間損失率 |
- | - | 12.9% | 15%以下 |
アブセンティーイズム (休職者数+長期欠席者数 / 全社員数) |
0.72% | 0.81% | 0.96% | 0.72%以下 |
エンゲージメント エンゲージメントサーベイにおける設問「私は自分の仕事にやりがいを感じている」に対する肯定的な回答の割合 |
- | 62.1% | 62.4% | 60%以上を維持 |
健康経営の各種施策
産業保健スタッフを含む健康経営部会が中心となり、戦略マップに基づいて具体的な取り組みを推進しています。
具体的な取り組み | 効果測定指標 | 2023年度 実績 (定量データ) |
2024年度 実績 (定量データ) |
2026年度 数値目標 |
---|---|---|---|---|
Wellnessプレート(健康的なプレートメニュー)を社内カフェテリアで提供 | Wellnessプレートの喫食率 ※ 2024年度より提供開始 (京都本社) |
− | 26.3% | 30% |
精密検査受診率の向上(会社が費用負担、労働時間に算入) | 精密検査受診率 (国内NISSHAグループ) |
75.3% | 75.5% | 70%以上 |
禁煙支援(禁煙外来・禁煙補助剤の費用補助、社内保健スタッフによる保健指導) | 喫煙者率 (国内NISSHAグループ) |
25.7% | 23.9% | 検討中 |
特定保健指導 | 特定保健指導の実施率 (国内NISSHAグループ) |
93.9% | 94.8% | 90%以上を維持 |
特定保健指導の継続率 (国内NISSHAグループ) |
98.3% | 99.0% | ||
ヘルスリテラシー研修(女性の健康とメンタルヘルスに関するセミナー)の実施 | ヘルスリテラシー研修への受講率 (国内NISSHAグループ) |
5.6% | 7.8% | 20% |
「健康経営優良法人」の認定を取得
当社は、4年連続で経済産業省の「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定されました。健康経営優良法人とは、健康経営の実践が特に優れた法人に与えられる認定です。