社員インタビューInterview

NISSHAで働く社員は、どのように仕事に取り組み活躍しているか。
その一端をご紹介します。

お客さまのニーズを形にし
未来のモビリティに新たな価値を

「お客さまの要望を形にし、製品として世の中に届けることが、この仕事のやりがいです」
自動車の内外装に使われる加飾フィルム*や成形品の海外営業担当として、Kさんはお客さま、NISSHAグループの海外現地法人、社内の技術・デザイン・生産部門をつなぎながら、プロジェクト全体を推進する役割を担っている。
長らく取引がなかった中国自動車メーカーとのプロジェクトに挑戦し、社内外を巻き込みながら当社製品の採用を実現。
そんなKさんに、仕事のやりがいと将来の目標を聞いた。

*加飾フィルム:絵柄や機能を印刷したフィルム。NISSHAは統合ブランド「Nissha SurfaceWorks(サーフェスワークス)」のもとで加飾フィルム・成形品を展開

産業資材事業部 営業/プロジェクトマネジメント R.K さん 外国語学部 英米語学科 卒業 2024年入社

入社の理由・今の仕事 社内外をつなぎ、司令塔としてプロジェクトを推進

 大学で外国語を専攻していたため、その学びを生かしてグローバルに活躍できる企業を志望していました。就職活動を始めて間もないタイミングでNISSHAに出会い、企業説明会に参加。社員の着飾らない雰囲気と、役職や立場に関係なくフラットにコミュニケーションを取れる職場であることが印象に残りました。NISSHA以外に約50社のインターンシップや会社説明会に参加しましたが、自分が最も伸び伸びと働ける会社はNISSHAだと考え、入社を決意しました。

 現在は、自動車のドアやフロントパネルといった内装部品、ライトなどの外装部品に使用される加飾フィルムや成形品の営業を担当しています。
 担当先は中国や韓国の自動車メーカーですが、お客さまへの直接訪問はNISSHAグループの海外現地法人である日写(深圳)商貿やNissha Koreaの営業担当が行います。彼らが最前線でお客さまとやり取りを行うのに対し、私はプロジェクトを統括する「プロジェクトマネジメント」を担当しています。現地営業担当がヒアリングしたお客さまの要望をもとにして、技術部門やデザイン部門、生産部門といった社内の関係部門と連携しながら、サンプルの試作から量産に至るまでのプロジェクトを推進していく、いわば司令塔の役割を担っています。

 担当している中国や韓国の自動車メーカーの特徴として、新型車の開発スピードが非常に早い点が挙げられます。日本や欧米の自動車メーカーが新型車の開発におよそ2~3年ほどかける中、中国や韓国の自動車メーカーはおよそ1~2年で新型車の開発を行っています。お客さまの希望する納期を実現するためには、社内の関係部門と密に連携しながら、スピーディーに判断し対応していくことが不可欠です。

仕事のやりがい スピーディーな対応がお客さまとの信頼関係を生む

 入社後、3カ月間の新入社員研修を終えて、現在の営業部門へ配属。そして間もなく、当時約5年間の休眠状態だった中国自動車メーカーの担当を任されました。知識も経験も十分ではない中でのスタートだったため、不安が大きかったことを覚えています。

 当初はサンプル手配など基本的な仕事の流れも分かっておらず、またお客さまの要望をデザインへ落とし込むことにも非常に苦労しました。しかし育成担当の先輩社員や上司、関係部門の方に積極的に質問し、コミュニケーションを重ねることで、業務理解を深めていきました。コミュニケーションを取る上で特に意識したことは、できる限りFace to Faceで会話をすることです。メールやチャットツールで気軽にコミュニケーションがとれる時代ですが、相手のもとへ足を運び、自分の顔を覚えてもらうことで相談しやすい関係性を構築していきました。こういった意識により、業務のスピードやクオリティが向上したと感じています。

 その結果、お客さまから複数の自動車のプロジェクトで当社の内装部品用加飾フィルムを採用いただくことができました。もともと長らくお取引の機会が少ない状況でしたが、関係部門と密に連携し、周囲のサポートを受けながら、お客さまの要望にスピーディーに対応したことが評価され、当社製品の採用につながったことを非常にうれしく感じています。

 ありがたいことにこれらのプロジェクトが社内でも評価され、2025年NISSHAグループ社員表彰において「ニューホープ賞」(失敗・変化を恐れずプロアクティブに行動する若手社員に贈られる賞)を受賞することができました。サポートいただいた方への感謝の気持ちを忘れることなく、さらなる受注拡大を目指して努力していきたいと考えています。また、社長と若手社員が対談する社内企画にも参加し、これらのプロジェクトについて社長に直接お話しする機会をいただきました。社内イントラネットで公開される企画であったため緊張もありましたが、非常に貴重な経験となりました。こうした機会を通じて、NISSHAは社員と経営層との距離が近く、風通しの良い会社だと実感しています。

 一方で、デザインという明確な正解がない領域に関われることも、この仕事の面白さの一つです。NISSHAはデザインと技術の両方を強みとしており、お客さまのアイデアを具体的なデザインとして表現するだけでなく、実際に量産可能な製品として実現できる点に大きな特徴があります。例えばお客さまから、「オーロラのような」や「焼いた木のような」といった抽象的なデザインコンセプトが与えられ、そこから具体的なデザインを形にしていくことがあります。お客さま自身も明確なイメージを持ち切れていない場合が多く、対話を重ねながら理想に向けてすり合わせていきます。こうしたプロセスの中で、自分の提案や工夫が少しずつ具体的な形になっていくこと、その積み重ねが最終的に製品となり、世の中に届けられることは大きなやりがいです。

今後の目標 日常をより豊かにする、個性あるモビリティづくりに貢献

 将来は、自動車メーカーが描く「未来のモビリティ(自動車)」の実現に関わっていきたいと考えています。CASE*という言葉に代表されるように、自動車自体のソフトウェア化や自動運転が進化していく中で、自動車そのものの機能面だけでは差別化が難しくなっています。今後は自動車に乗ることで得られる感性や体験といった領域の重要性がさらに高まっていくと感じており、その中で、デザインによって新たな価値を生み出すNISSHAの技術は、大きな可能性を持っていると考えます。

*CASE:自動車業界の革新的な変化を示す言葉で、「 Connected(通信)」、「Autonomous(自動運転)」、「Shared & Services(シェアリング)」、「Electric(電動化)」の頭文字を取ったもの

 個性あるモビリティが増えることで、選ぶ楽しさが広がり、人々の日常をより豊かにできる。そんな世界に貢献していきたい。そのためにもさらなる業務知識、特にデザインに関する知識を身に着けていきたいと考えています。デザイナーと対等に会話をしながら、お客さまの要望を形にしていく、そんな仕事をしていきたいです。

 また、これからどれだけキャリアを重ねようとも、当たり前のことを当たり前にする——凡事徹底の姿勢を崩すつもりはありません。
周囲への感謝の気持ち、礼儀を欠かすことのない、社内外から信頼され続ける人材でありたいと考えています。

ある1日のスケジュール

平日 平日のスケジュール
休日 休日の写真

幼少期から犬と一緒に過ごしてきたこともあり、休日は実家のワンちゃんの散歩をする時間がリフレッシュになっています。普段は社宅に住んでいますが、時間があるときは実家に帰って一緒に過ごしています。

また、体を動かすことが好きなので、早朝のウォーキング、日中にはトレーニングをすることも多いです。たまに同期と一緒に運動や食事をするなど、オンとオフのメリハリをつけて過ごしています。

就職活動中のみなさんへの
メッセージ

R.K さん

 就職活動を振り返ると、あれほど自分と向き合う時間はなかったと感じています。何を大切にしたいのか、どんな働き方が自分に合っているのかを考える中で、少しずつ自分なりの軸が見えてきました。Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズの言葉に「自分の心と直感に従う勇気を持ちなさい」というものがあります。私自身も、最後は自分で考えたことや感じたことを信じて選択したことで、納得感のある決断ができたと感じています。

 就職活動は答えが用意されているものではなく、人それぞれの選択があるものだと思います。だからこそ、周りと比べすぎず、自分なりに考えて選んだ道を大切にしてほしいです。迷うこともあると思いますが、その時間も含めてきっと意味のある経験になるはずです。みなさんの就職活動が、将来につながる実りあるものとなることを心より願っています。

※登場する人物の会社名、所属、役職、氏名は、特に注記のない限り、取材・編集時点のものです。

<
>

Page top